一分(いちぶん)を捨(す)・つ
一身の面目を失う。「女の—・てたる事の悔しや」〈浮・禁短気・四〉
いっ‐き【逸機】
[名](スル)機会を逃すこと。チャンスを失うこと。「前半に—したのが敗因だ」
いっ‐しつ【逸失】
[名](スル)《「逸」は失うの意》失うこと。手に入れられずになくしてしまうこと。
いのち‐とり【命取り】
1 生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄。「—の病気」「失言が—となる」 2 相手の命を奪うほどの美女または美男をいう語。「堺町の名物—め、何の生まれ替はりてあの美しさ」〈浮・...
ウエストミンスター‐きゅうでん【ウエストミンスター宮殿】
《Westminster Palace》ロンドンの中心部、テムズ川左岸に位置する宮殿。歴代の英国王の居城とされたが、その後宮殿内に上下両院の議場がもうけられ、英国の国会議事堂となる。1834年に...
うきあし‐だ・つ【浮(き)足立つ】
[動タ五(四)]《「うきあしたつ」とも》 1 不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる。「倒産のうわさに社員が—・つ」 2 俗に、期待で浮かれた気持ちになり、そわそわする。「開幕を前に—・ってい...
うっとり
[副](スル) 1 美しいものなどに心を奪われて、ぼうっとしているさま。また、気抜けしたさま。「音楽に—と聞きほれる」「—(と)したまなざし」「好い加減に頭が疲れて、皆—した心持になって黙って了...
えい【酔い】
1 酔うこと。よい。「—に紛れて姑(しばら)く先刻の不平を忘れて居たりしが」〈鉄腸・雪中梅〉 2 ある物事に心を奪われて本心を失うこと。心がくらむこと。「衣なる珠ともかけて知らざりき—さめてこそ...
おい‐まどわ・す【追ひ惑はす】
[動サ四] 1 追いかけているうちに相手を見失う。取り逃がす。「もし、また—・したらむ時と、危ふく思ひけり」〈源・玉鬘〉 2 しつこく追いかけまわして困らせる。「牛飼ひに—・されて」〈今昔・一・三四〉
おお‐ぞん【大損】
[名](スル)大きく利益を失うこと。大きな損害。「株の信用取引で—する」