げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上は冠、地下(じげ)では冠の代わりに烏帽子(...
こ【子/児】
[名] 1 親から生まれたもの。こども。⇔親。 ㋐両親の間に生まれた者。「かわいい—には旅をさせよ」→息子 →娘 ㋑親が、実子と同様に養い育てる者。養子や継子など。 ㋒(「仔」とも書く)動物の...
こ‐あくま【小悪魔】
1 小さく力の弱い悪魔。しょうあくま。 2 男性の心を翻弄(ほんろう)する、魅力的な若い女性。
こい‐づま【恋妻】
恋しく思う女性、または妻。「我(あ)が—を見むよしもがも」〈万・二三七一〉
こう【紅】
[音]コウ(漢) ク(慣) グ(呉) [訓]べに くれない あか [学習漢字]6年 〈コウ〉 1 鮮やかな赤色。くれない。「紅顔・紅茶・紅潮・紅白・紅葉/暗紅・鮮紅・淡紅」 2 べに。「紅粉」...
こう‐いってん【紅一点】
《王安石「詠柘榴」の「万緑叢中(そうちゅう)紅一点」から。一面の緑の中に一輪の紅色の花が咲いている意》 1 多くのものの中で、ただ一つ異彩を放つもの。「殊に目に立つ—は金釦鈕(きんボタン)の制服...
こう‐がい【笄】
《「かみかき(髪掻)」の音変化》 1 髪をかき上げるのに使った、箸(はし)に似た細長い道具。銀・象牙などで作る。 2 女性の髷(まげ)に横に挿して飾りとする道具。金・銀・水晶・瑪瑙(めのう)・鼈...
こう‐じょ【工女】
雇われて工場や作業場で働く女性。女工。
こうせき‐りだつ【皇籍離脱】
皇族がその身分を離れて一般国民となること。皇族の女性(内親王)が一般の国民である男性と結婚して、皇族の身分を離れることなど。一般の戸籍を作り、一般国民の権利を持つ。賜姓降下。旧憲法下では臣籍降下...
こ‐うちぎ【小袿】
《古くは「こうちき」》平安時代以降用いられた高位の宮廷女性の上着。準正装として重袿(かさねうちき)の上に着る。普通の袿よりも身丈が短い。