こうこう‐や【好好爺】
気のいいおじいさん。善意にあふれた老人。「—然(ぜん)とした風貌」
こうさん‐きゅう【好酸球】
白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が酸性色素に赤く染まるもの。アレルギー性疾患や寄生虫症などの際には増加する。好酸性白血球。
こうさんきゅうせい‐ずいまくのうえん【好酸球性髄膜脳炎】
髄液中に白血球の一種である好酸球が著しく増加して起こる髄膜炎を伴う脳炎。線虫症(広東住血線虫症・旋毛虫症、アニサキス症)、吸虫症(肺吸虫症・日本住血吸虫症)、条虫症、などの寄生虫疾患が疑われる。
こうさんきゅうせいたはつけっかんえんせい‐にくがしゅしょう【好酸球性多発血管炎性肉芽腫症】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》ANCA関連血管炎の一つ。旧称はチャーグ・ストラウス症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎。気管支喘息やアレルギー性鼻炎が悪化して、血液中に好酸球が増え、全身...
こう‐ざいりょう【好材料】
1 ちょうど都合のよい材料。「週刊誌の—になる」 2 相場が上がるような要因。強材料(つよざいりょう)。買い材料。⇔悪材料。
こう‐し【好士】
1 すぐれた人。りっぱな人物。「一人の—より三人の愚者」〈毛吹草・二〉 2 風流を解する人。詩歌の道に通じている人。「万葉の様を存ぜざらん—は、無下のこととぞ覚え侍る」〈毎月抄〉
こう‐しゅ【好守】
[名](スル)野球・サッカーなどで、うまくまもること。みごとな守備。好守備。「なかなかの—を見せる」⇔拙守。
こう‐しゅ【好手】
1 みごとな技。また、その技を持つ人。 2 囲碁・将棋で、うまい手。また一般に、うまい方法。「起死回生の—」
こう‐しょう【好尚】
このみ。嗜好(しこう)。また、はやり。流行。「時代の—に合わせる」「包みても包みがたきは人の—なるらん」〈鴎外・舞姫〉
こう‐しょく【好色】
[名・形動] 1 色事の好きなこと。また、そのさま。色好み。「—な顔つき」 2 美しい容色。また、美人。「李夫人は—の、花のよそほひ衰へて」〈謡・花筐〉 3 色好みの女。また、遊女。「虎と云へる...