にょ‐い【如意】
[名・形動] 1 物事が思いどおりになること。また、そのさま。「彼が文華なるも言魂(ことだま)の資(たすけ)を得ざれば文を成すに—ならず」〈逍遥・小説神髄〉 2 僧が読経・説法のときに持つ僧具の...
にょい‐が‐だけ【如意ヶ岳】
京都市、東山北端の山。標高472メートル。大文字山の東隣にある。
にょい‐じゅ【如意珠】
「如意宝珠」に同じ。
にょい‐すみれ【如意菫】
ツボスミレの別名。
にょい‐ほうじゅ【如意宝珠】
意のごとく願望を成就させてくれるという宝珠。
にょい‐ぼう【如意棒】
思うままに伸縮し、自在にあやつることができるという棒。
にょい‐りん【如意輪】
「如意輪観音」に同じ。
にょいりん‐かんのん【如意輪観音】
《(梵)Cintāmaṇi-cakraの訳》六観音・七観音の一。法輪をもって一切の願望を満たし、苦しみを救う。形像は頭頂に宝荘厳があり、多くは六臂(ろっぴ)で、如意宝珠と宝輪などを持つ。
にょいりん‐じ【如意輪寺】
奈良県吉野郡吉野町にある浄土宗の寺。山号は塔尾山。開創は延喜年間(901〜923)、開山は日蔵道賢。のち、南朝の勅願寺。楠木正行(くすのきまさつら)ら一族が出陣にあたり、名を本堂の壁板に記し、辞...