さい‐ど【妻孥】
《「孥」は子の意》妻と子。また、家族。「諸侯の—を其国へ帰し」〈田口・日本開化小史〉
サイノロ
「サイノロジー」の略。 [補説]多く、「妻のろ」と書く。
つま【夫/妻】
《「端(つま)」の意》 1 夫婦や恋人が、互いに相手を呼ぶ称。「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば汝(な)を置(き)て男(を)はなし汝を置て—はなし」〈記・上・歌謡〉 2 動物のつがいで、互いの相...
つま【妻】
《「夫(つま)」と同語源》 1 配偶者である女性。「—をめとる」「糟糠(そうこう)の—」⇔夫。 2 ㋐刺身や吸い物のあしらいに用いる野菜や海藻。つまもの。「刺身の—」 ㋑主となるものに添えるもの...
つま【妻】
北原武夫の小説。昭和13年(1938)発表。同棲中に死んだ妻をめぐる新心理主義風の作品。
つま【端/妻】
1 物のはしの部分。へり。 2 ㋐建物の長手方向の端部で、棟と直角をなす壁面。妻壁。⇔平(ひら)。 ㋑切妻(きりづま)や入母屋(いりもや)の屋根の側面の三角形の壁面。 3 物事のいとぐち。てがか...
つま‐いた【妻板】
物の側面に張る板。引き出し・戸袋などの側方に張る板。
つま‐いり【妻入り】
切妻(きりづま)屋根・入母屋(いりもや)屋根の建物で、妻の側に出入り口のあるもの。⇔平入り。
つま‐かざり【妻飾り】
切妻(きりづま)または入母屋(いりもや)の、妻の部分の装飾。
つま‐がき【妻書き/端書き】
江戸時代、両替屋仲間で、振り出した手形に記入した渡し先の宛名書き。