つばきひめ【椿姫】
《原題、(フランス)La Dame aux camélias》小デュマの長編小説。1848年刊。1852年戯曲化。椿姫とよばれる娼婦マルグリットと青年アルマンとの悲恋物語。
《原題、(イタリ...
つる‐ひめ【鶴姫】
伊予の人。大山祇(おおやまつみ)神社の大宮司の娘。16歳の時、戦死した兄に代わり水軍を率いて大内氏を撃退したと伝えられる。生没年未詳。
てるて‐ひめ【照手姫】
説話・説経節などに、小栗判官(おぐりはんがん)の愛人として登場する美女。
とよたま‐びめ【豊玉姫/豊玉毘売】
日本神話で、海神豊玉彦神の娘。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(山幸彦(やまさちひこ))の妻となり鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を生む。
にんぎょひめ【人魚姫】
《原題、(デンマーク)Den lille Havfrue》アンデルセンが1837年に発表した童話。人魚の王の末娘が人間の王子に恋心をいだき、仙女の力を借りて人間の姿になるが、悲恋に終わる。
ねむりひめ【眠り姫】
⇒眠れる森の美女
はくちょうひめ【白鳥姫】
《原題、(スウェーデン)Svanevit》シベリウスの管弦楽曲。1908年作曲。ストリンドベリの同名の戯曲の劇付随音楽であり、のちに全7曲の組曲に編曲した。
はし‐ひめ【橋姫】
橋を守るという女神。特に山城の宇治の橋姫が有名。
源氏物語第45巻の巻名。薫大将、20歳から22歳。出家を志す薫が宇治の八の宮を訪ね、二人の姫君に心を動かされること、自分の出生の秘密を知るこ...
はたおり‐ひめ【機織(り)姫】
織女星(しょくじょせい)の異称。
ひめ【姫/媛】
[名] 1 女子の美称。「歌—」「乙—」⇔彦。 2 貴人の娘。姫君。 3 近世上方で、遊女のこと。
[接頭]物の名に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。「—百合」「—鏡台」