ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
ゆり‐す・う【揺り据う】
[動ワ下二]揺り動かして落ち着かせる。「夕立の晴るれば月ぞ宿りける玉—・うる蓮の浮き葉に」〈山家集・上〉
ユース‐ホステル【youth hostel】
青少年旅行者のための健全で安価な宿泊施設。YH。
よあけまえ【夜明け前】
島崎藤村の長編小説。昭和4〜10年(1929〜1935)発表。明治維新前後の動乱の時代を背景に、木曽馬籠宿の旧家の当主、青山半蔵の苦難の一生を描く。モデルは作者の父。昭和28年(1953)、吉村...
よ‐い【夜居】
1 夜の間、勤めの場所に詰めていること。とのい。宿直。「これは—の人々の目ざましに給へ」〈宇津保・あて宮〉 2 加持・祈祷(きとう)のため、僧が夜間貴人のそばにつき添っていること。また、その僧。...
よう‐えき【要駅】
主要な鉄道駅。また、街道の、重要な宿場(しゅくば)。
ようちゅう‐いこうしょう【幼虫移行症】
人に寄生した寄生虫が、幼虫のまま体内の臓器や組織を移動することによって引き起こす諸症状。人を終結宿主としない寄生虫にみられ、アニサキス、イヌ糸状虫、広東住血線虫、マンソン裂頭条虫などの人獣共通感...
よく【翼】
[名] 1 鳥のつばさ。羽翼(うよく)。 2 航空機の機体から左右に張り出した部分。主翼・尾翼など。 3 軍隊の陣形で、左右に張り出した部分。運動競技の陣形などにもいう。「右—」「左—」 4 ...
よ・く【避く】
[動カ四]「よける」に同じ。「秋風にさそはれわたる雁がねはもの思ふ人の宿を—・かなむ」〈後撰・秋下〉 [動カ上二]「よける」に同じ。「玉川の人をも—・きず鳴く蛙このゆふかげはをしくやはあらぬ...
よこかわ【横川】
群馬県安中市の地名。江戸時代は中山道松井田宿と坂本宿との間の宿駅。碓氷関跡がある。信越本線が長野方面へ通じていたが、長野新幹線開通に伴い信越本線は横川止まりとなった。