う‐すい【雨水】
1 あまみず。 2 二十四節気の一。2月19日ごろ。水ぬるみ、草木の芽が出始めるころの意。《季 春》「薩埵(さった)富士雪縞あらき—かな/風生」
うす‐げしょう【薄化粧】
[名](スル) 1 あまり目立たない程度に化粧すること。また、その化粧。⇔厚化粧。 2 山などに雪がうっすらと積もること。「—した富士山」
うす‐ごおり【薄氷】
1 薄く張った氷。はくひょう。《季 春》 2 ひびの入った氷を図案化した文様。 3 白砂糖の和三盆(わさんぼん)と越中米のもち米とで作った、薄い干菓子。富山名産。
うた‐じょうるり【唄浄瑠璃】
1 浄瑠璃の分類の一。語り物である義太夫節に対して、歌い物の要素を加味した浄瑠璃。大薩摩(おおざつま)・一中(いっちゅう)・河東(かとう)・薗八(そのはち)・富本・常磐津(ときわず)・清元・新内...
うたぶくろ【歌袋】
江戸後期の歌論書。6巻。富士谷御杖(ふじたにみつえ)著。寛政5年(1793)刊。父の成章(なりあきら)の意見を採用した部分が多く、歌人索引・作例なども収録。
うち‐い・ず【打ち出づ】
[動ダ下二] 1 広々とした所に出る。「田子(たご)の浦ゆ—・でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける」〈万・三一八〉 2 さっと出る。「谷風にとくる氷のひまごとに—・づる波や春の初花」〈古今...
うち‐こわし【打(ち)壊し/打ち毀し】
1 たたいたりしてこわすこと。 2 江戸中期以降、凶作や買い占めなどで生活難におちいった民衆が、集団で米屋・高利貸し・酒屋などの富商を襲って家屋などを破壊し、米・銀などを奪ったこと。
うち‐もの【打(ち)物】
1 雅楽で使う打楽器。羯鼓(かっこ)・三の鼓(つづみ)・太鼓・鉦鼓(しょうこ)など。 2 刀剣・薙刀(なぎなた)などの、打ち合って戦うための武器。 3 打ち鍛えたり、打って延ばしたりして作った金...
ウッタル‐プラデシュ【Uttar Pradesh】
《北の地の意味》インド北部にある州。ヒンドスタン平原の中核を占め、古くから同国の政治・経済・文化の中心地。バラナシ・アグラなど観光資源が豊富な都市が多い。州都はラクノウ。
うつくし‐が‐はら【美ヶ原】
長野県松本市の東方にある溶岩台地の高原。標高約2000メートル。レンゲツツジをはじめ植物の種類に富む。四周の眺望にすぐれた観光地。