さい‐ぶく【摧伏】
《「ざいふく」とも》打ちくじいて屈伏させること。「—の形を現じて、専ら勝軍の利を施し給ふ事は」〈太平記・二九〉
し‐ふく【雌伏】
[名](スル)《雌鳥が雄鳥に従う意から》人に屈伏して従うこと。また、実力を養いながら活躍の機会をじっと待つこと。「—して時の至るを待つ」「—八年」⇔雄飛。
ねじ‐ふ・せる【捩じ伏せる/捻じ伏せる】
[動サ下一][文]ねぢふ・す[サ下二] 1 相手の腕をねじって倒し、押さえつける。「暴漢を—・せる」 2 強引に、相手を屈伏させる。「理屈で—・せる」
はり‐こ・む【張(り)込む】
[動マ五(四)] 1 (「貼り込む」とも書く)台紙などにはりつける。「アルバムに写真を—・む」 2 ある場所に待機して見張る。特に、警官が犯人の立ち回り先などにいて見張る。「駅に刑事が—・む」 ...
ふく【伏】
[常用漢字] [音]フク(漢) ブク(呉) [訓]ふせる ふす 〈フク〉 1 地にふせる。「伏拝/起伏・倒伏・俯伏(ふふく)・平伏」 2 隠れて表面に現れない。ひそむ。「伏在・伏線・伏兵・伏流...
ふく・する【伏する】
[動サ変][文]ふく・す[サ変] 1 かがむ。平伏する。身をかがめる。また、平伏させる。「墓前に—・する」「臣下を—・する」 2 従う。屈伏する。また、従わせる。「権力に—・する」「寇をここに—...