まつむし‐そう【松虫草/山蘿蔔】
スイカズラ科の多年草。高原の草地に生え、高さ60〜90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8〜10月、紫色の頭状花を開く。周囲の小花は唇状に5裂し、中央のものは筒状。《季 秋》「—霧(き)らひ...
むれ【山/牟礼】
《古代朝鮮語から》山。「今城(いまき)なる小(を)—が上に」〈斉明紀〉
やぎ【山羊/野羊】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類。家畜のものは、西アジア地方の岩山にすむノヤギを飼いならしたもの。ヒツジに似るが、首が長く、雌雄とも角をもつものが多く、雄はあごに長毛の房がある。一般に性質は温順...
やぎ‐きょうかい【山羊教会】
《Kecske-templom》ハンガリー北西部の町ショプロンにあるベネディクト修道会の教会。13世紀にフランチェスコ修道会が建てた教会に起源する。14世紀から15世紀にかけて再建。現在はゴシッ...
やぎ‐ざ【山羊座】
黄道十二星座の一。射手(いて)座の東にあり、三等星・四等星が逆三角形に並ぶ。9月下旬の午後8時ごろ南中。かつてはここに冬至点があった。学名(ラテン)Capricornus
やぎ‐にゅう【山羊乳】
山羊(やぎ)の乳。
やぎのうた【山羊の歌】
中原中也の第1詩集。同人誌「白痴群」に掲載された作品を中心に、44篇を収録。昭和7年(1932)年に編集完了、曲折を経て、昭和9年(1934)に文圃堂から限定200部で刊行。装丁は高村光太郎。
やぎ‐ひげ【山羊鬚】
人のあごの下に山羊のひげのように、長く垂れ下がっているひげ。
やま【山】
[名] 1 陸地の表面が周辺の土地よりも高く盛り上がった所。日本では古来、草木が生い茂り、さまざまな恵みをもたらす場所としてとらえる。また、古くは神が住む神聖な地域として、信仰の対象や修行の場...
やま‐あい【山藍】
1 トウダイグサ科の多年草。山地に群生し、高さ約40センチ。地下茎は白く、乾くと紫色になる。茎は角ばっていて、長楕円形の葉が対生。雌雄異株。4〜7月、緑色の小花を穂状につける。昔、葉から染料をと...