ようそ‐ひゃくさんじゅういち【沃素一三一】
沃素の質量数131の放射性同位体。半減期8.04日でベータ崩壊する。核実験や原子炉での核分裂生成物で、大気中に放出されると生物体に取り込まれるのが速く、哺乳類では甲状腺や乳腺に濃縮され、癌(がん...
ようそ‐ひゃくさんじゅうに【沃素一三二】
ヨウ素の放射性同位体の一つ。半減期は2.3時間。ベータ崩壊して安定したキセノン一三二に変わる。→テルル一三二
ようでんし‐ほうしゅつ【陽電子放出】
β崩壊において、陽電子とニュートリノの対が放出される現象。弱い相互作用によって生じる。陽電子放出を起こす放射性の核種はPETなどの核医学分野で利用される。β+崩壊。
よるのみだらなとり【夜のみだらな鳥】
《原題、(スペイン)El obsceno pájaro de la noche》ドノソの長編小説。1970年刊。聾唖(ろうあ)の老人による独白の形式で、ブルジョア階級の無惨な崩壊ぶりを描いた。現...
よわい‐そうごさよう【弱い相互作用】
自然界に存在する四つの基本的な力(相互作用)の一。名称は電磁相互作用の約10万分の1の強さしかないことから。β崩壊やπ中間子の崩壊などを引き起こす。非常に質量が大きいウイークボソンにより媒介され...
ライン‐どうめい【ライン同盟】
1806年、ナポレオンの保護下に結成された南西ドイツ諸国の同盟。プロイセン・オーストリアに対抗するためで、加盟国は最初16か国。これによって神聖ローマ帝国は崩壊。1813年、ナポレオンの没落とと...
ラテン‐ご【ラテン語】
インド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。古代ローマ人の用いた言語。ローマ帝国崩壊後も、ローマ‐カトリック教会の公用語として今日まで保たれ、また、ヨーロッパの共通の文語として中世から近...
ラムダ‐りゅうし【Λ粒子/ラムダ粒子】
素粒子の一。質量は陽子の約1.2倍、電荷は中性、スピン半整数。崩壊して陽子・中性子・π(パイ)中間子になる。記号ʌ
ラーセン‐たなごおり【ラーセン棚氷】
《Larsen Ice Shelf》南極大陸の南極半島東岸に張り出した棚氷。ウェッデル海の北西部に位置し、大きく三つの棚氷で構成される。1995年と2002年にそのうち二つの棚氷で大規模な崩壊が...
リビア【Libia/Libya】
アフリカ北部、地中海に面する共和国。首都トリポリ。国土の大部分は砂漠。石油を産する。16世紀以降はオスマン帝国が支配し、1912年にイタリア領となり、1951年には王国として独立する。1969年...