いち‐ぶん【一分】
1 一身の面目。一人前の人間としての名誉。体面。「—がすたる」 2 10に分けたものの一つ。転じて、ごくわずかな部分。「衆生の中に—の仏性无(な)き者有りと云ふ」〈今昔・四・二八〉 3 自分ひと...
いっ‐かど【一角/一廉】
[副] 1 相当にすぐれているさま。格段。ひとかど。「—の人間」 2 まだ未熟な者が一人前のようにふるまうさま。「己(おのれ)畜生なりと思はずして—人間立てをするこそ」〈艶道通鑑・五〉
一将(いっしょう)功(こう)成(な)りて万骨(ばんこつ)枯(か)る
《曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。
いっぱん‐いし【一般意志】
《(フランス)volonté générale》私利を追求する個々の意志の集合(全体意志)ではなく、共同の利益のため利己心を捨てて一体となった人民の意志。ルソーが使用しはじめた用語。
いつわ・る【偽る/詐る】
[動ラ五(四)] 1 事実や自分の本心を隠し、真実を曲げて言ったり、したりする。「身分を—・る」「病気と—・る」 2 だます。あざむく。「人を—・る」「己を—・る」 →騙(だま)す[用法] [可...
いでん‐じょうほう【遺伝情報】
自己と同じ形質を複製するために、親から子へ、あるいは細胞分裂時に細胞から細胞へ伝えられる情報。DNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列として符号化されている。→遺伝暗号
いど‐べい【井戸塀】
政治家が政治や選挙に自己の財産をつぎ込んで貧しくなり、井戸と塀しか残らないということ。「—代議士」
いりょうひよう‐ほけん【医療費用保険】
損害保険の一。病気やけがで入院した場合に、健康保険などの公共医療保険を除く自己負担分の治療費や、差額ベッド代・付き添い看護料・高度先進医療費などの費用を補償するもの。→医療保障保険
いわ‐じんじゃ【伊和神社】
兵庫県宍粟(しそう)市にある神社。祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)・下照姫(したてるひめ)。播磨(はりま)国一の宮。
インテリジェント‐ロボット【intelligent robot】
マイクロコンピューターを搭載し、視覚・触覚などの機能によって、ある程度自己判断ができるようにしたロボット。