ふくさ‐おび【袱紗帯】
塩瀬(しおぜ)・綸子(りんず)・縮緬(ちりめん)などの柔らかい絹布で作った腹合わせ帯。江戸時代から大正時代まで用いられた。
フクシア【(ラテン)Fuchsia】
１ アカバナ科フクシア属の落葉中低木の総称。葉は楕円形。春から夏、基部が筒状で上部が4裂する萼(がく)をもつ4弁花が垂れ下がって咲き、雄しべ・雌しべとも長く、突き出る。園芸植物とし、花期は春から...
ふく‐しんけい【副神経】
脳神経の一。首を動かす筋肉の一部に分布する運動性神経。一部は迷走神経に混入し、名は、迷走神経に付属すると考えられたことによる。第十一脳神経。
ふく‐じ【服地】
洋服を仕立てるのに用いる布地。
ふく‐ちゃ【福茶】
元日に若水を沸かし、中に黒豆・結び昆布・梅干し・山椒(さんしょう)などを入れた茶。また、結び昆布と小梅干しに湯または煎茶を注いだもの。正月・節分・大みそかなどに飲んで長寿を祝う。正月のものを特に...
ふく‐めん【覆面】
［名］(スル) １ 顔面を布などでおおって隠すこと。また、それに用いるもの。「目出し帽で—する」 ２ 神仏に供え物をしたり、貴人の食膳を扱ったりするとき、息のかからないように紙や布で口・鼻をおお...
ふく‐りん【覆輪／伏輪】
１ 甲冑(かっちゅう)・鞍・太刀・調度などを金・銀・錫(すず)などで縁取りし、飾りや補強としたもの。→太刀 ２ 女性の着物の八つ口・袖口を別布で細く縁どったもの。
ふくろ【袋／嚢】
１ 布・紙・革・ビニールなどで、中に物を入れて口を閉じるように作ったもの。「—に詰める」「給料—」 ２ ミカン・ホオズキなどの果肉を包む薄い皮。「ミカンを—ごと食べる」 ３ 体内にある、物を入れ...
ふくろ‐ありくい【袋蟻食】
有袋目フクロアリクイ科の哺乳類。吻(ふん)がとがり、細長い舌でシロアリを食べる。オーストラリア南西部に分布。
ふくろう【梟】
１ フクロウ科の鳥。全長約50センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤(かぎ)状。夜、羽音をさせずに飛び、野ネズミやウサギなどを捕食する。ユーラシアの温帯・寒帯に広く分布。日本...
