マラティア【Malatya】
トルコ中東部の都市。ユーフラテス川上流部西岸、アナトリア高原に位置する。道路、鉄道交通の要衝。肥沃な農地が広がり、世界有数のアンズの産地として知られる。製糖業、織物工業も盛ん。ヒッタイト帝国以来...
マラータ【Marāṭha】
インド中部、デカン高原から西海岸に至るマハラシュトラ地方に居住する種族。ヒンズー教徒で、中世以来独立を保持し、1674年、シバージーがマラータ王国を建設してムガル帝国と対抗。18世紀中ごろからは...
マリ【Mali】
アフリカ西部の国。正称、マリ共和国。北部をサハラ砂漠が占める内陸国。首都バマコ。13〜15世紀マリ帝国として金・塩の交易で繁栄。1920年、フランス領スーダンとなったが、1960年に独立。綿花・...
マリアルーズごう‐じけん【マリアルーズ号事件】
明治5年(1872)ペルー船籍のマリアルーズ(Maria Luz)号が横浜に入港しているとき、同船から清(しん)の苦力(クーリー)が逃亡したことに端を発する日本・ペルー間の紛争。奴隷売買を不当と...
マリボル【Maribor】
スロベニア北東部にある同国第2の都市。ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代に築かれた町に起源し、中世にはシュタイェルスカ地方の中心都市として栄えた。19世紀半ばにウィーンと鉄道で結ばれ、工業が...
マリボル‐じょう【マリボル城】
《Mariborski grad》スロベニア北東部の都市マリボル旧市街中心部にある城。15世紀後半、神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世により建造。以降、増改築が繰り返され、バロック様式の礼拝堂、ロコ...
マルガット‐じょう【マルガット城】
《le Margat》シリア西部の港湾都市バニヤースの南郊にある十字軍時代の城。元はアラブ人領主の城だったが、東ローマ帝国の手に渡り、12世紀末より聖ヨハネ騎士団が要塞化して重要拠点の一つになっ...
マルクスアウレリウス‐もん【マルクスアウレリウス門】
《Arch of Marcus Aurelius》リビアの首都トリポリの旧市街にある凱旋門。古代ローマ皇帝マルクス=アウレリウス=アントニヌスの共同皇帝ルキウス=ウェルスが、パルティアとの戦いに...
マルクスレーニン‐しゅぎ【マルクスレーニン主義】
レーニンにより、継承され、発展させられた帝国主義段階のマルクス主義。
マルジェ‐ひろば【マルジェ広場】
《Marjeh Square》シリアの首都ダマスカスの新市街にある中央広場。旧市街のすぐ西に位置する。オスマン帝国時代末期、アラブ反乱に身を投じた民族主義者が捕えられてここで処刑されたため、殉教...