事(こと)しもあれ
事もあろうに。よりによって。「—、威儀の親王(みこ)をさへせさせ給へりしよ」〈大鏡・師輔〉
こと‐はら【異腹】
父が同じで母が違う子供たちの関係。はらちがい。いふく。「—の兄人(せうと)も京にて法師にてあり」〈かげろふ・下〉
こどうぐ‐かた【小道具方】
演劇などで、舞台に必要な小道具の製作や取り扱いをする人。小道具師。
こね‐かえ・す【捏ね返す】
[動サ五(四)] 1 何回も繰り返してこねる。こねくりかえす。「そば粉をなん回も—・す」 2 物事をあれこれいじくりまわす。「どう腹の中で—・しても、つまりおとよさんは憎くない」〈左千夫・隣の嫁...
この‐え【近衛】
1 「近衛府」の略。 2 近衛府の官人。 3 「近衛師団」の略。 4 「近衛兵」の略。
このえ‐しだん【近衛師団】
宮城の守護および儀仗(ぎじょう)を任務とした旧日本陸軍の師団。明治4年(1871)に創設された御親兵を翌年近衛兵と改称、同21年に近衛師団となった。
このえ‐へい【近衛兵】
宮中の警固、天皇の輿(こし)の警備などにあたった天皇の親兵。明治以降は、近衛師団所属の兵。
こびきちょう‐かのう【木挽町狩野】
江戸幕府の奥絵師、狩野派四家の一。狩野尚信に始まり、木挽町に居を定めたのでこの名がある。
コプリック‐はん【コプリック斑】
麻疹(はしか)のとき、発病後2、3日して、ほおの内側にできる粟(あわ)粒大の白色の水疱(すいほう)。米国の医師コプリック(H.Koplik)が発見。
こま【古満】
江戸時代、徳川家に仕えた御用蒔絵師(まきえし)の家。古満休意(こまきゅうい)を祖とする。