かん‐まん【干満】
干潮と満潮。潮のみちひき。「—の差が大きい」
かん‐よ【関与/干与】
[名](スル)ある物事に関係すること。「事件に—する」「国政に—する」
かん‐れつ【乾裂/干裂】
1 かわき、さけること。干(ひ)割れること。 2 干潟や湿地に堆積した泥の表面が乾燥するときに生じる亀甲状の割れ目。
かん‐ろく【干禄】
《「干」は干(もと)める意》 1 俸禄を求めること。仕官を望むこと。 2 幸いを求めること。
かんろくじしょ【干禄字書】
中国の字書。1冊。初唐の顔元孫の著。干禄とは禄を干(もと)める意で、官吏登用試験受験者のために作った実用的字体字書。約八百字を四声によって分類し、字ごとに正・通・俗の三体をあげる。顔真卿(がんし...
ひ【乾/干】
かわくこと。かわき。他の名詞の上に付いて複合語をつくることが多い。「—が足りない」「—潟(がた)」「—物(もの)」
ひ‐あが・る【干上(が)る/乾上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 潮が引ききる。また、水がすっかりなくなってからからになる。かわききる。「空梅雨で田畑が—・る」 2 収入がまったくなくなる。生計が立たなくなる。「あごが—・る」
ひ‐うお【干魚/乾魚】
魚を、内臓を取り除いて乾燥したもの。魚の干物。ほしざかな。ほしうお。
ひからびたたいじ【干からびた胎児】
《原題、(フランス)Embryons desséchés》サティのピアノ曲。全3曲。1913年作曲。変わった題名が多くみられるサティの作品の中でも、特に奇抜な題名で知られる。各曲の題にある胎児と...
ひ‐から・びる【干涸びる/乾涸びる】
[動バ上一][文]ひから・ぶ[バ上二] 1 水分がすっかりなくなる。かさかさに乾ききる。「—・びたミカンの皮」 2 潤い・張り・生気がなくなる。「—・びた頭脳」