たい‐しゅ【太守】
1 平安時代以後、親王の任国と定められていた上総(かずさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)の3か国の守(かみ)の称。 2 一般に、幕府の高官や領主のこと。江戸時代には、国持大名の俗称。 3 古...
たい‐しょうぐん【大将軍】
《「だいしょうぐん」とも》 1 古代、朝廷に反抗するものを征討するために派遣された官軍の総指揮官。「征東—」 2 平安末期、武臣を統御する人。 3 鎌倉時代以来、江戸時代まで武家政権の長。→征夷...
たいじ【大治】
《「だいじ」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1126年1月22日〜1131年1月29日。
たい‐じょう【怠状】
[名](スル) 1 平安後期から鎌倉時代にかけて、罪人に提出させた謝罪状。過状。 2 自分の過失をわびる旨を書いて人に渡す文書。わび状。あやまり証文。「たちまちに名符(みゃうぶ)を書きて、文差に...
たいない‐ぶつ【胎内仏】
仏像の胎内に納められた小仏像。平安時代以後にみられる。
たいら‐の‐きょう【平の京】
平安京。今の京都。たいらのみや。たいらのみやこ。「—にうつらるる始めに」〈愚管抄・二〉
たいら‐の‐さだふん【平貞文】
[?〜923]平安時代の歌人。名は「さだふみ」とも。平貞文家歌合を主催、歌は「古今和歌集」以下の勅撰集に26首。「平中(へいちゅう)」の称で知られ、「平中物語」の主人公、好色の美男子と伝えられる...
たかくら‐どおり【高倉通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の八条通りに至る。途中、渉成園(枳殻(きこく)邸)で中断。全長約3.5キロ。平安京の高倉小路にあたる。
たかつじ‐どおり【高辻通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の鴨川右岸から西の右京区梅津に至る。全長約5.8キロ。平安京の高辻小路にあたる。
たかのぶあそんしゅう【隆信朝臣集】
平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人・宮廷画家で、正四位の貴族である藤原隆信の家集。