ぐりとぐら
中川李枝子の文、大村百合子の絵による絵本作品、また同作を第1作とする絵本シリーズ。野ねずみの「ぐり」と「ぐら」を主人公とする幼児向けの作品で、「たまご」の題で雑誌「母の友」の昭和38年(1963...
ぐれ
《「ぐりはま」の転「ぐれはま」の略》 1 まともな道から外れること。特に、盗みなどの悪事を働くこと。また、その者。「その辺一帯を『何々』組の何々というような—が横行していた」〈多喜二・党生活者〉...
けい‐し【桂枝】
1 トンキンニッケイ(カシア)などの幼若枝または樹皮を乾燥したもの。漢方で健胃・解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬などに用いる。 2 月桂樹の枝。 3 月に生えているという桂(かつら)の枝。
けい‐めい【経営】
《「けいえい(経営)」の音変化》 1 「けいえい(経営)4」に同じ。「幼き人—して出でたれば、車ながら立ちてある」〈かげろふ・中〉 2 「けいえい(経営)5」に同じ。「大殿も—し給ひて、大臣日々...
けしょう‐やなぎ【化粧柳】
ヤナギ科の落葉高木。高さ約15メートル。幼樹の枝や葉は白蝋(はくろう)に覆われて白く、化粧したように見える。北海道の十勝・日高および長野県上高地、シベリア東部、朝鮮半島北部に分布。
け‐だに【毛蜱】
赤色で体表に細かい毛を密生するダニの総称。体長1〜3ミリ。幼虫時代は昆虫・鳥・ネズミなどに寄生するが、成虫は地表で自由生活をする。タカラダニ科・ナミケダニ科・ツツガムシ科などを含み、広義にはハダ...
けち‐ぶと・い【けち太い】
[形]《近世語》ずうずうしい。ずぶとい。「—・い二才野郎ぢゃな」〈伎・幼稚子敵討〉
けってき‐の‐ほう【闕腋の袍】
両わきの袖付けの下を縫い合わせないで開け広げたままの袍。襴(らん)がなく、動きやすくしたもの。武官や幼年の束帯に用いた。縫腋(ほうえき)の袍に対していう。わきあけ。襖(あお)。闕腋。
け‐むし【毛虫】
1 チョウやガの幼虫で、体に毛の多いものの俗称。《季 夏》「みじか夜や—の上に露の玉/蕪村」 2 嫌われ者のたとえ。
ケルカリア【(ラテン)cercaria】
吸虫類の発育過程の一時期の名称。第1中間宿主の貝の体内で発生、一般におたまじゃくし形で口と腹とに吸盤をもつ。水中に泳ぎ出して第2中間宿主の魚類・甲殻類の体内に入り、尾を失って被嚢(ひのう)すると...