あい‐ざしき【相座敷】
同じ座敷に居合わせること。「—に勧進比丘尼の美しき者が二人泊まってゐる」〈浮・御前義経記・三〉
あがり‐ぐち【上がり口】
1 土間から座敷などに上がる所。 2 階段や坂などののぼり口。
あがり‐や【揚がり屋】
1 江戸時代、御目見(おめみえ)以下の武士、僧侶・医師・山伏などの未決囚を収容した牢屋。江戸小伝馬町の牢屋敷にあった。→揚がり座敷 2 「上がり場2」に同じ。
あが・る【上がる/揚がる/挙がる】
[動ラ五(四)] 1 そのものの全体または部分の位置が低い所から高い方へ動く。 ㋐低い所から高い所に移る。「二階に—・る」⇔おりる。 ㋑物の位置が高い所へ移る。「遮断機が—・る」「幕が—・る」⇔...
あけっ‐ぴろげ【開けっ広げ/明けっ広げ】
[名・形動]《「あけひろげ」の音変化》 1 戸や窓などをすっかり開け広げておくこと。また、そのさま。「座敷を—にしておく」 2 心の中や物事を包み隠さず、すべてを明らかにすること。また、そのさま...
足(あし)を延(の)ば・す
1 いま来ている所より、さらに遠くまで行く。「出張のついでに郷里へ—・す」 2 楽な姿勢になってくつろぐ。「座敷で—・す」
あじさい【紫陽花】
ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1〜1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼(がく)のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。八仙花(はっ...
あずまはっけい【吾妻八景】
長唄。文政12年(1829)4世杵屋六三郎(きねやろくさぶろう)が作曲。江戸の名所と四季の風物とをうたった、お座敷長唄の名曲。
あだ‐つ・く【徒つく】
[動カ四] 1 浮気心を起こしてそわそわする。「女郎衆が—・いてならぬ故(ゆゑ)」〈黄・艶気樺焼〉 2 いちゃつく。じゃらつく。「奥座敷の女郎が東洲に—・いた」〈洒・遊子方言〉
い‐ざかや【居酒屋】
(昔、酒屋の店先で飲む酒を居酒といったことから)店内にテーブル席、小座敷などを用意し、酒と食べ物を出す店。酒は日本酒を主に、ビール・焼酎など。食べ物はつまみ程度からかなり凝った料理まで、店により...