ぐんき‐しょ【軍機処】
中国、清朝の軍事・行政上の最高機関。1729年、軍機をつかさどるために設けられ、のちには一般政治をも統轄した。1911年に廃止。
ぐんきほご‐ほう【軍機保護法】
軍事上の秘密を保護することを目的とした法律。明治32年(1899)に制定され、昭和20年(1945)廃止。
ぐんじ‐きみつ【軍事機密】
軍事上の秘密情報。軍事作戦・用兵・動員などに関する情報から飛行場・港・駅舎などの地図や写真まで含まれる。 [補説]日本では明治32年(1899)に公布された軍機保護法に機密を漏洩した場合の罰則が...
ぐんじ‐きょうれん【軍事教練】
大正14年(1925)以降、学校で学生・生徒を対象に行われた、陸軍将校による軍事に関する訓練。昭和20年(1945)廃止。学校教練。教練。
ぐんじゅ‐しょう【軍需省】
商工省・企画院を統合して昭和18年(1943)に設置された内閣各省の一。特に航空機の増産を目的とした。同20年廃止。
ぐん‐だん【軍団】
1 軍隊編制の単位の一。歩兵2個師団以上の編制で、軍と師団との中間の規模のもの。 2 律令制で諸国に常置された軍事組織。正丁の3分の1が徴発され、軍毅が統率した。一軍団は約1000人、一国に二、...
ぐんぽう‐かいぎ【軍法会議】
軍人・軍属などを裁判する特別刑事裁判所。日本では大正10年(1921)に設置、昭和21年(1946)廃止。軍事裁判所。
ぐんようしげんひみつほご‐ほう【軍用資源秘密保護法】
国家総動員法による人的・物的資源の徴用に関する秘密事項のうち、軍機保護法の及ばない軍用資源に関する情報が外国に漏洩することを防ぐ目的で制定された法律。昭和14年(1939)公布、昭和20年(19...
けいかくがいりゅうつう‐まい【計画外流通米】
食糧法における区分の一つで、計画流通米以外の米。生産者が直接販売をするもので、数量の届け出が義務づけられた。平成16年(2004)の法改正により廃止。→民間流通米
けいかくりゅうつう‐まい【計画流通米】
国内における供給と価格の安定のため、政府が生産・流通を管理する米。食糧法における区分の一つで、政府米と自主流通米をさした。平成16年(2004)の法改正により廃止。→計画外流通米 →民間流通米