ズリテン【Zliten】
リビア北西部の港町。首都トリポリの東約160キロメートルに位置し、地中海に面する。同地出身のイスラム教の聖人アブドゥ=サラーム=アスマルを祭る巨大なイスラム寺院と廟(びょう)がある。
せい‐そう【世宗】
中国・朝鮮・ベトナムの王朝における廟号の1つ。金の5代・烏禄(ウル)。明の12代・嘉靖帝、清の5代・雍正帝、李氏朝鮮の4代・李裪(イド)など。せそう。→世宗(セジョン)
せいダニエル‐びょう【聖ダニエル廟】
《Ārāmgāh-e Dāniyāl Nabī》イラン南西部の都市シューシュにある、旧約聖書に登場する預言者ダニエルの霊廟。1870年に建造。円錐形の白い塔の内部は鏡のモザイクで装飾され、中央に...
せい‐どう【聖堂】
1 孔子をまつった堂。聖廟(せいびょう)。文廟。 2 キリスト教の教会堂。カテドラル。 東京都文京区湯島にある孔子その他の聖賢をまつった廟。元禄3年(1690)林家の私塾を移転し、聖堂と称...
せいドムニウス‐だいせいどう【聖ドムニウス大聖堂】
《Katedrala sv. Duje》クロアチア南部、アドリア海に面する都市スプリトにあるロマネスク様式の大聖堂。スプリト(古代都市サロナ)の守護聖人ドムニウス(ドゥイェ)を祭る。3世紀末から...
せい‐びょう【聖廟】
聖人をまつった廟。中国では孔子を、日本では菅原道真をまつった廟。
せいミコロ‐きょうかい【聖ミコロ教会】
《Šv. Arkangelo Mykolo bažnyčia》 リトアニアの首都ビリニュスの旧市街にあるカトリック教会。16世紀末から17世紀初めにかけて、リトアニア大公国の貴族サピエガ家の廟...
せき‐じゅう【石獣】
馬・象・駱駝(らくだ)・麒麟(きりん)・有翼獅子などの獣をかたどった石像。中国で、帝王や貴人の墓所・宮殿・祠廟(しびょう)などの前に守護・装飾として置かれた。漢代からみられ、六朝(りくちょう)か...
せきじん‐せきじゅう【石人石獣】
中国で、墳墓や廟堂、宮殿の参道や前庭などに置かれた、石製の人物像と動物の像。漢代に始まり、明・清代まで行われた。墓の格式を示すとともに、その守護と悪鬼駆除を目的とした。
せき‐でん【籍田/藉田】
古代中国で、宗廟に供える穀物を天子みずから耕作した儀式。また、その田。日本でも行われた。