ざい‐てい【在廷】
[名](スル) 1 現在、法廷に出頭していること。「—している証人」 2 朝廷に仕えていること。在朝。
しゅっ‐てい【出廷】
[名](スル)法廷にでること。「証人として—する」
しょう‐てい【訟廷/訟庭】
裁判をする所。法廷。「夫の民法の—に於て」〈津田真道・明六雑誌七〉
しょう‐ほうてい【小法廷】
最高裁判所の15人の裁判官のうちの5人によって構成される合議体。第一小法廷・第二小法廷・第三小法廷の三つがある。定足数は3人。→大法廷
しん‐てい【審廷】
事件の審判を行う場所。法廷。
たい‐てい【退廷】
[名](スル) 1 法廷から外へ出ること。「証人が—する」⇔入廷。 2 朝廷から退出すること。退朝。
だい‐ほうてい【大法廷】
最高裁判所で裁判官全員による審判機関としての合議体。事件が憲法問題・判例変更などの重要問題にかかわる場合に構成される。→小法廷
ちょう‐てい【朝廷】
天子が政治を行う所。廟堂(びょうどう)。朝堂。また、天子が政治を行う機関。
てい【廷】
[常用漢字] [音]テイ(漢) 1 政治を行う所。「廷臣/外廷・宮廷・禁廷・朝廷」 2 裁判を行う所。「廷吏/開廷・休廷・出廷・訟廷・退廷・入廷・法廷」 [名のり]たか・ただ・なが
とお‐の‐みかど【遠の朝廷】
都から遠く離れた地方にある政庁。陸奥(むつ)の鎮守府や諸国の国衙(こくが)などをさす。万葉集では大宰府や官家(朝鮮半島南部に置いた官府)についてもこの名称を使っている。