にりゅうか‐たんそ【二硫化炭素】
赤熱した炭素に硫黄蒸気を反応させて得られる、特異臭のある無色の液体。引火しやすく、有毒。硫黄・燐(りん)・沃素(ようそ)・油脂・ゴムなどを溶かす。溶媒や殺虫剤・ビスコースの製造原料などに使用。化...
ばくはつ‐げんかい【爆発限界】
可燃性のガスまたは液体の蒸気と空気などの支燃性ガスとの混合物が、引火して爆発を起こす濃度の限界。上限値と下限値で表される。燃焼限界。 [補説]空気中での水素の爆発限界は下限界4パーセント、上限界...
ばくはつ‐はんい【爆発範囲】
可燃性のガスまたは液体の蒸気と空気などの支燃性ガスとの混合物が、引火して爆発を起こす濃度の範囲。→爆発限界
火(ひ)が付(つ)・く
1 燃えはじめる。引火する。 2 ある事がもととなって、騒ぎ・事件などがもちあがる。「怒りに—・く」「紛争に—・く」 3 影響が身に及んでほうっておけない状態になる。「足もとに—・く」 4 勢い...
フラッシュオーバー【flashover】
初期火災で、たまった可燃性ガスに引火して爆発的に燃え上がること。
フリント【flint】
1 「火打ち石」に同じ。 2 ライターの着火装置の一。やすりとこすり合わせて火花を出し、燃料に引火させるもの。鉄とセリウムの合金が用いられる。発火石。→フリント式ライター
フリントしき‐ライター【フリント式ライター】
フリントを利用して着火する方式のライター。回転式のやすりとフリントをこすり合わせて出た火花が燃料に引火し、炎が出る。フリントライター。→電子式ライター
ふんじん‐ばくはつ【粉塵爆発】
空気中に浮遊する石炭微粒子や小麦粉・砂糖・プラスチック粉などが火花・閃光(せんこう)などによって引火し、爆発すること。粉体爆発。
ぼう‐か【防火】
火災の起こるのを防ぐこと。また、引火や延焼を防ぐこと。「—設備」「—訓練」
ぼうか‐とりょう【防火塗料】
燃えにくい材料を混合してあり、引火や燃焼を困難にする塗料。珪酸(けいさん)アルカリ・ポリ塩化ビニルなどが材料に用いられる。耐火ペイント。