ちかい‐の‐うみ【誓いの海】
仏が衆生を救おうとする誓いの広く深いことを、海にたとえていう語。弘誓(ぐぜい)の海。
ちかい‐の‐ふね【誓いの船】
仏が衆生を悟りに導こうとする誓いを、人を彼岸に運ぶ船にたとえていう語。弘誓(ぐぜい)の船。
ちはや‐じょう【千早城】
大阪府南河内郡千早赤阪村の金剛山中腹にあった城。元弘2年(1332)楠木正成(くすのきまさしげ)が築城。正成が立てこもり、鎌倉幕府の大軍を一手に受けて抗戦した。金剛山城。
ちょうしょう‐じ【長勝寺】
青森県弘前市にある曹洞宗の寺。山号は太平山。開創は享禄元年(1528)、開山は菊仙梵寿。津軽藩主の菩提寺。
ちりぶくろ【塵袋】
鎌倉時代の事典。11巻。著者未詳。文永〜弘安年間(1264〜1288)の成立。事物の起源を天象以下22項に分け、問答体で記したもの。
ちりめん‐ぼん【縮緬本】
木版多色刷りした和紙に特殊な加工でしわを作り、縮緬のような手触りをもたせ、和綴じにした絵本。長谷川武次郎が考案し、明治18年(1885)弘文社より刊行開始。日本文化を欧米に紹介する目的で作られた...
つう【通】
[音]ツウ(慣) ツ(呉) [訓]とおる とおす かよう [学習漢字]2年 〈ツウ〉 1 つかえずにとおり抜ける。とおる。「通過・通行・通風・通路/開通・貫通・交通・疎通・直通・不通・便通・融...
つがる‐ぬり【津軽塗】
弘前市を中心に産する漆器。中塗りの上に、漆に卵白やゼラチンなどをまぜ、へらや刷毛(はけ)を用いて文様を表す絞漆(しぼうるし)法で凹凸を作ったあと、各種の色漆を塗り重ね、独特の砥石(といし)で雲形...
つがる‐へいや【津軽平野】
青森県西部の岩木川流域の平野。弘前市が中心都市。米・リンゴの産地。
つがる‐やき【津軽焼】
弘前市付近から産する茶器や雑器などの陶器。文化年間(1804〜1818)に始まる。悪戸焼(あくどやき)。