なみ‐がえし【波返し】
1 堤防などの上面を海側に反らせ、波がはね返るようにした工作物。波返し工。 2 雅楽の「青海波(せいがいは)」を演奏する際の打楽器の打ち方。 3 箏(そう)の弾き方の一。右手の中指と食指を表・裏...
ならい‐と・る【習ひ取る】
[動ラ四]習って自分のものとする。習得する。「父が弾く手、一つ残さず—・りつ」〈宇津保・俊蔭〉
はじき‐おん【弾き音】
《flap》素早く一度だけ弾く調音器官の運動によって発せられる音。例えば、日本語ではラ行子音のうち、「アレ」「ウラ」など母音間のもの。
ばち‐だこ【撥胼胝】
三味線・琵琶(びわ)などをよく弾くために、撥を持つ手指にできるたこ。
ひき‐こな・す【弾き熟す】
[動サ五(四)]楽器を思いのままに弾く。「難曲を—・す」
ひき‐すま・す【弾き澄ます】
[動サ四]音色(ねいろ)がさえるように弾く。みごとに弾く。「これはあくまで—・し、心にくくねたき音(ね)ぞまされる」〈源・明石〉
ひき‐ぞめ【弾(き)初め】
1 新年、多くは正月2日に、その年はじめて楽器を弾くこと。《季 新年》「—にことし欠けたる一人かな/万太郎」 2 新しい楽器をはじめて弾くこと。
ひき‐なが・す【弾(き)流す】
[動サ五(四)] 1 客を求めて、楽器を弾きながら歩く。「門付(かどづ)けをして—・す」 2 楽器を無造作に弾く。「譜面に合わせてざっと—・す」
ひ・く【引く/曳く/牽く】
[動カ五(四)] 1 物の端を持って手近の所に寄らせる。手前に引き寄せる。 ㋐たぐり寄せる。「網を—・く」 ㋑手前に動かす。「サイドブレーキを—・く」 ㋒矢を射放つ。「弓を—・く」 ㋓(根差し...
びわ‐うち【琵琶打ち】
1 琵琶を弾く人。 2 琵琶を作る人。