だんせい‐ストッキング【弾性ストッキング】
足首から上方に向かって圧迫力が弱くなるようにつくられた医療用ストッキング。下肢の静脈の血流を改善する効果があり、下肢静脈瘤やリンパ浮腫の治療、深部静脈血栓症の予防などに用いられる。
だんせい‐せんい【弾性線維/弾性繊維】
結合組織を構成する線維の一。血管壁や肺組織などに多く含まれ、たんぱく質のエラスチンからなり、弾性に富む。
だんせい‐たい【弾性体】
弾性をもっている物体。特に、ゴムなどのような弾性限界の大きい物体をいうこともある。
だんせい‐なんこつ【弾性軟骨】
軟骨のうち、基質に弾性線維を多く含むもの。耳介や喉頭蓋などに存在する。→硝子軟骨 →線維軟骨
だんせい‐の‐ほうそく【弾性の法則】
⇒フックの法則
だんせい‐は【弾性波】
弾性体内を伝わる波。地震波や音波など。縦波と横波とがある。
だんせいは‐フィルターそし【弾性波フィルター素子】
⇒弾性表面波フィルター
だんせい‐ひょうめんは【弾性表面波】
弾性体の表面を伝播する波(表面波)。はじめ地震学の分野で発見され、レイリー波と名付けられた。その後、圧電素子上の波を利用する弾性表面波フィルターなどが考案された。表面弾性波。SAW(ソウ)(su...
だんせいひょうめんは‐そし【弾性表面波素子】
圧電素子上の弾性表面波を利用する電子素子の総称。フィルターや共振器などに用いられる。SAW(ソウ)素子。SAW(ソウ)デバイス。→弾性表面波フィルター
だんせいひょうめんは‐フィルター【弾性表面波フィルター】
圧電効果を示す弾性体上の表面波がもつ性質や特徴を利用したフィルター。圧電体の表面に形成した櫛(くし)形の電極を適当に配置することにより、特定の周波数帯域の電気信号のみを通す素子ができる。温度変化...