そ‐ざい【素材】
1 もとになる材料。原料。「—を生かした料理」 2 まだ製材されてない材木。丸太の類。 3 芸術作品の物的材料。絵画や彫刻における絵の具・石材や、文学や音楽における言語・楽音など。 4 芸術作品...
そ‐ぞう【塑像】
粘土など、可塑(かそ)性のある材料を用いて造った像。簡単な心木(しんぎ)にわらを巻き、上に厚く土をつける方法と、粗く彫刻した心木に薄く土をつける方法とがあり、奈良時代に盛行した。現代では多く、ブ...
ソリアーノ‐きゅうでん【ソリアーノ宮殿】
《Palazzo Soliano》イタリア中部、ウンブリア州の都市オルビエートにあるゴシック様式の宮殿。13世紀末から14世紀にかけてローマ教皇ボニファティウス8世により建造。1階は現代の彫刻家...
ソーリュー【Saulieu】
フランス中東部、コート‐ドール県の町。12世紀に建造されたサンタンドシュ教会があり、柱頭彫刻はロマネスク様式の傑作として知られる。ソリュー。
ぞうけい‐げいじゅつ【造形芸術】
実在する物質を媒介として空間的形象を表し、人間の視覚に訴えることを目的とする芸術。絵画・彫刻・工芸・建築の類。空間芸術。造形美術。
ぞうげ‐ぼり【象牙彫(り)】
象牙を材料として彫刻したもの。牙彫(げぼ)り。
ぞうこく‐ぬり【象谷塗】
江戸末期の漆工、玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、タイの蒟醤(キンマ)と中国の存星(ぞんせい)などの漆器を独自に消化して創始した塗り物。中塗りの上に草花などを彫刻し、青・黄・紅などの色漆をつめて研...
たいへい‐づか【大瓶束】
大仏様建築にみられる瓶子(へいじ)形の束。上部に斗(ます)を載せ、下部に結綿(ゆいわた)とよぶ彫刻がある。
タシュハウリ‐きゅうでん【タシュハウリ宮殿】
《Toshhovli Saroyi》ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにある宮殿。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街の東側に位置する。19世紀前半にヒバハン国のアラクリ=ハンにより建造。...
タビニュ‐じいん【タビニュ寺院】
《Thatbyinnyu Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンにある仏教寺院。12世紀半ば、パガン朝第4代王アラウンシードゥーにより建立。細かい彫刻が施された屋根をもち、中央に金箔で覆わ...