いちねん‐おうじょう【一念往生】
1 臨終のときに一度だけ阿弥陀仏を念ずれば、極楽に往生するということ。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の名号を唱えていれば極楽に往生できるということ。
おう‐じょう【圧状】
1 脅しつけて強制的に書かせた文書。「乞素(こっそ)—と申して政道にも用ひず」〈盛衰記・二三〉 2 無理に押しつけて同意させること。当て字で「往生」とも書く。→往生(おうじょう)尽(ず)くめ
おう‐じょう【往生】
[名](スル) 1 仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往(い)って生まれ変わること。 2 死ぬこと。「大—を遂げる」 3 あきらめて、行動などをやめ、おとなしくすること。...
くほん‐おうじょう【九品往生】
極楽浄土に往生すること。往生する者に九つの等級があるところからいう。
けつじょう‐おうじょう【決定往生】
仏語。必ず極楽に往生すること。
こっくり‐おうじょう【こっくり往生】
病気で長わずらいすることもなく、苦しまずに急死すること。
ごくらく‐おうじょう【極楽往生】
[名](スル) 1 極楽に生まれ変わること。 2 安らかに死ぬこと。「—を遂げる」
しゃしん‐おうじょう【捨身往生】
入水・焼身などにより、生命を投げ出すことを功徳として、極楽浄土に生まれかわろうとすること。
しょぎょう‐おうじょう【諸行往生】
念仏以外の修行によって往生すること。法然の弟子の長西などが説いた。→念仏往生
じょうど‐おうじょう【浄土往生】
死後、仏や菩薩の住む浄土に生まれかわること。