あい‐ねん【愛念】
1 非常にいとしく思うこと。深く愛する気持ち。「その温かな—も、幸福な境界(きょうがい)も」〈二葉亭・浮雲〉 2 男女の愛情。
あく‐ねん【悪念】
悪事をたくらむ心。悪心。
ありま‐きねん【有馬記念】
日本の競馬の重賞レースの一。ファン投票によって選ばれた馬を中心に、毎年12月に行われる。元農相の有馬頼寧(よりやす)を記念して命名。有馬記念競走。
いち‐ねん【一念】
1 ひたすら心に深く思いこむこと。また、その心。「親の—が通じる」 2 ふと思うこと。「—なりとも悔ゆる心を発(おこ)すべきなり」〈発心集・五〉 3 仏語。 ㋐非常に短い時間。瞬間。「ただ今の—...
いっこう‐せんねん【一向専念】
ひたすら念仏すること。「ただ一念、仏になるを—といふなり」〈一遍上人語録・下〉
いっぱん‐がいねん【一般概念】
個々の事物のいずれにも同一の意味で適用される概念。魚・木・人間などの類。普遍概念。⇔単独概念。
い‐ねん【意念】
考え。気持ち。意識。「兼て公辺へ対し後闇(うしろくら)き—を懐(いだ)き」〈染崎延房・近世紀聞〉
うつ‐ねん【鬱念】
心にわだかまるものがあって、晴れ晴れしない気持ち。「数日の—一時(いっし)に解散(げさん)す」〈平家・四〉
う‐ねん【有念】
仏語。具体的な姿・形のあるものを、心に観想すること。⇔無念。
おく‐ねん【憶念/臆念】
深く思い、絶えず忘れないこと。また、その思い、執念。「霊あらはれたり。殊には讃岐院の御霊、宇治悪左府の—」〈平家・三〉