きえ‐い・る【消え入る】
[動ラ五(四)] 1 しだいに消えてなくなる。「—・るような声」「夜の闇に—・る人影」 2 悲しさ、恥ずかしさなどのために人心地がなくなる。どうしてよいのか、身をもてあます。「—・りつつ、えも言...
きか‐どうぶつ【帰化動物】
動物が本来の生息地から、主に人為的に他地域へ移動され、そこに定着して繁殖するようになったもの。日本ではアメリカザリガニ・食用ガエル(ウシガエル)・ブルーギルなど。
きき‐かわ・す【聞き交はす】
[動サ四]互いに消息などを聞き合う。「御有様は絶えず—・し給ひけり」〈源・早蕨〉
きくち‐がわ【菊池川】
熊本県北部を流れる川。阿蘇(あそ)外輪山北西麓に源を発し、玉名市で島原湾に注ぐ。長さ約71キロ。上流は渓谷美を呈し、オオサンショウウオ・ヤマメなどが生息。
きけん‐さいけん【危険債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。経営破綻の状態には至っていないが、財政状態・経営成績が悪化し、契約に従った元本の回収や利息の受け取りができない可能性が高い融資先に対...
きこう‐りょうほう【気候療法】
気候のよい所に転地することで、肺結核・喘息(ぜんそく)・リウマチなどの病気の治療や病後の保養を図る療法。
きこえ‐かよ・う【聞こえ通ふ】
[動ハ四]「言い通う」の謙譲語。お話申し上げる。便りを差し上げる。「何やかやと御消息のみ—・ひて」〈源・総角〉
きざ‐こきゅう【起座呼吸】
心不全・喘息(ぜんそく)などの患者が、呼吸を楽にするため、上半身を起こした姿勢でする呼吸。臥位(がい)では静脈の還流量が増すので肺の鬱血(うっけつ)が増強し、肺活量は減少するため、坐位を余儀なく...
きしょう‐どうぶつ【希少動物/稀少動物】
生息数が非常に少なく、絶滅の心配のある野生動物。日本では、イヌワシ・ノグチゲラ・ツシマヤマネコなど。
きしょう‐びょう【気象病】
気象の変化に深いかかわりのある病気や症状。寒波期に脳出血、低気圧のときに神経痛・リウマチ、季節の変わり目に気管支喘息(ぜんそく)の発作が起きやすいことが知られている。気候病。