けいたい‐そ【形態素】
《(フランス)morphème》言語学で、意味をもった最小の音形。ヤマ(山)のように形態素一つで単語が構成される場合もあれば、ヤマカゼ(山風)のように複数の形態素が単語を構成する場合もある。→意義素
けっかかいひ‐ぎむ【結果回避義務】
予見できた損害を回避すべき義務。この義務を怠ったため事故などが生じた場合、注意義務違反として過失責任を問われる。
けんちくのかいたい【建築の解体】
建築家、磯崎新の著作。昭和50年(1975)刊行。ムーア、アレグザンダー等、1960年代の建築家7名をとりあげ、建築思想家の意義を論じる。
こうきょうじぎょうさいひょうか‐せいど【公共事業再評価制度】
公共事業の予算が承認されてから一定期間を経ても未着手または未完成となっている場合、各都道府県が公共事業の継続・休止・中止を判断する制度。地方整備局や都道府県が第三者委員会に諮問し、答申を受けて最...
こう‐てい【肯定】
[名](スル) 1 そのとおりであると認めること。また、積極的に意義を認めること。「現世を—する」⇔否定。 2 論理学で、ある命題の主語と述語の関係が成立すること。また、その関係を承認すること。...
こう‐めい【講明】
[名](スル)研究して物事の意義や本質をあきらかにすること。「外国との交際を—しないでは協(かな)わない」〈藤村・夜明け前〉
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
こじん‐しゅぎ【個人主義】
1 《individualism》国家・社会の権威に対して個人の意義と価値を重視し、その権利と自由を尊重することを主張する立場や理論。→全体主義 2 「利己主義」に同じ。
こてん‐ご【古典語】
1 明治以前の古典に用いられている語で、現代では一般には用いられないか、または意義に変化のある語。古語。 2 古く存在した言語で、現在の文化に至る影響をもつもの。特にヨーロッパで、その文化の基調...
こぶんじ‐がく【古文辞学】
荻生徂徠(おぎゅうそらい)の唱えた儒学。中国、宋・明の儒学や伊藤仁斎の古義学派に反対し、後世の注に頼らず、古語の意義を帰納的に研究して、直接に先秦古典の本旨を知るべきだとした。