もた・れる【凭れる/靠れる】
[動ラ下一][文]もた・る[ラ下二] 1 人や物に自分のからだの重みをあずける。寄りかかる。「柱に—・れる」「籐椅子に—・れる」 2 食べた物が消化されないで胃に残り重苦しく感じられる。「食べ過...
もち‐おもり【持(ち)重り】
初めはそうでもないのに、持っているうちにだんだん重く感じること。「—のする包みを抱え直す」
もちつけ◦ない【持(ち)付けない】
[連語]《動詞「もちつける」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ふだんは持たないものを持って、慣れない感じがする。持ち慣れない。→持ち付ける
もち‐ゆき【餅雪】
餅のようなふわふわした感じの雪。綿雪。《季 冬》「—をしら糸となす柳哉/芭蕉」
もったり
[副](スル) 1 粘りけがあるさま。料理で、卵や生クリーム、バターなどを泡立て、少し粘りが出てかき回す手応えが重くなった状態をいう。また、そのような食感があるさま。「卵を—となるまでよく泡立て...
もの‐あたらし・い【物新しい】
[形][文]ものあたら・し[シク]なんとなく新しい。「模様替えした部屋を—・い感じで眺める」
もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】
[形][文]ものぐるほ・し[シク]何かにとりつかれて正気を失っているようである。また、気が変になりそうである。「—・く感じられるほど魅力的な女性」「—・い思い」 [派生]ものぐるおしげ[形動]も...
もの‐さ・びる【物寂びる】
[動バ上一][文]ものさ・ぶ[バ上二]どことなく古びてみすぼらしい感じがする。また、古びて趣がある。「—・びた社(やしろ)」
もの‐さび・れる【物寂れる】
[動ラ下一]なんとなくさびれた感じになる。「—・れた町はずれ」
もの・し【物し】
[形シク] 1 いとわしい。気ざわりである。不快である。「いとすさまじう、—・し」〈源・桐壺〉 2 不気味である。あやしい感じがする。「夢に—・しくみえしなどいひて」〈かげろふ・上〉