とき【時】
1 過去から現在、現在から未来へと、一方的また連続的に流れていくと考えられているもの。物事の変化・運動によって認識される。時間。「—が流れる」「—がたつ」「—を刻む」 2 時法によって示される、...
トラディション【tradition】
1 伝統。慣習。 2 伝承。伝説。
ならし【慣らし/馴らし】
1 ならすこと。なれるようにすること。「足—」「—に一矢づつ射て見候はん」〈太平記・一七〉 2 習慣。慣習。しきたり。ならわし。「水はまづすみかはるとも円居(まとゐ)ゐる今日の—はいつか絶ゆべき...
ノモス【(ギリシャ)nomos】
掟(おきて)・慣習・法律など、人為的なものをいう語。古代ギリシャのソフィストはこれをピュシスに対立させ、その権威の相対性を説いた。
はい‐めつ【廃滅】
[名](スル)すたれてほろびること。また、ほろぼすこと。「古い慣習を—する」
はつはる‐きょうげん【初春狂言】
歌舞伎で、正月に上演する狂言。また、その興行。古くは正月2日を初日としたが、のち15日などになり、江戸では曽我(そが)狂言を演じる慣習があった。京坂では二の替わりといった。春狂言。春芝居。初春興...
ひろ【尋】
日本の慣習的な長さの単位。両手を左右に伸ばしたときの、指先から指先までの長さを基準にし、1尋は5尺すなわち約1.515メートル、ないし6尺すなわち約1.816メートル。縄・釣り糸の長さや水深に用...
ふつか‐ばらい【二日払ひ】
遊郭での勘定の支払い。江戸前期、上方(かみがた)の遊郭で毎月2日に支払う慣習があったことからいう。「—に、朔日の夜の寝覚めのよき事ひとたすかりなり」〈浮・好色盛衰記・一〉
ふぶん‐けんぽう【不文憲法】
不文法の形式をとる憲法。英国の憲法がその例。慣習憲法。⇔成文憲法。
ふぶん‐ほう【不文法】
文章で表現されていない法。慣習法・判例法など。不文律。⇔成文法。