けんしょう‐じょうぶつ【見性成仏】
見性によって悟りを得ること。見性悟道。
しっかい‐じょうぶつ【悉皆成仏】
《「草木国土悉皆成仏」の略》万物ことごとく成仏するということ。
じきしにんしん‐けんしょうじょうぶつ【直指人心見性成仏】
仏語。人間が生まれながら持っている仏性を直接に体得せよ、ということ。禅宗の悟道を示す語。
じょう‐ぶつ【成仏】
[名](スル)仏語。 1 煩悩(ぼんのう)を断ち、無上の悟りを開くこと。 2 死んで、この世に未練を残さず仏となること。また、死ぬこと。「安らかに—する」
そうもくこくど‐しっかいじょうぶつ【草木国土悉皆成仏】
仏語。草木や国土のように心をもたないものでさえ、ことごとく仏性があるから、成仏するということ。
そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】
仏語。心をもたない草木でも、仏性を具えていて成仏するということ。天台宗・真言宗で説く。
そくしん‐じょうぶつ【即身成仏】
真言密教の教義で、人間が現世の肉体のままで仏になること。生きたままで仏になること。
ほんらい‐じょうぶつ【本来成仏】
仏語。この世のすべての人は本来そのまま仏であるということ。