ラス‐トゥーナス【Las Tunas】
キューバ東部、ラストゥーナス州の都市。同州の州都。キューバ独立戦争で活躍したビセンテ=ガルシアの生地で、彼の名を冠した公園や業績を紹介する博物館がある。ラストゥナス。
ラッペーンランタ【Lappeenranta】
フィンランド南部の都市。ヘルシンキの北東約200キロメートル、サイマー湖南岸に位置し、ロシアとの国境に近い。1741年から1743年にかけてのロシア‐スウェーデン戦争の激戦地。ロシアのカレリア共...
ラティフンディウム【latifundium】
古代ローマ時代の大土地所有制。第二回ポエニ戦争以降急速に発達してローマ全土に波及、有力者への土地集中と中小自営農民の没落を招いたが、奴隷制経営の困難などにより、3世紀ごろからはコロヌス制に移行。
ラテラノ‐じょうやく【ラテラノ条約】
ムッソリーニ政権下のイタリアと教皇庁との間で1929年2月11日に結ばれた政教条約(コンコルダート)。教皇庁はイタリア王国を承認し、イタリア王国はバチカン市国における教皇庁の独立と主権を認め、ま...
ラデラン‐バナデロ【Laderan Banadero】
サイパン島北部、マッピ山北側の断崖。太平洋戦争中の昭和19年(1944)、米軍の降伏勧告に応じなかった日本兵や民間人が自決した地として知られ、スーサイドクリフ(自殺の崖)ともよばれる。現在は平和...
ラトルン【Latrun】
イスラエル中部にある戦略上の要地。テルアビブヤッファとエルサレムを結ぶ幹線道路沿いに位置する丘陵地であり、中東戦争の激戦地となった。第三次中東戦争(六日間戦争)によりイスラエルが奪還。軍事博物館...
ラミア【Lamia/Λαμία】
ギリシャ中部の都市。スペルヒオス川の下流部に位置する。紀元前4世紀、アレクサンドロス大王の死後にアテネを中心とする都市国家連合がマケドニア王国への反乱を起こしたラミア戦争の舞台となった。市街を見...
ラ‐ロシェル【La Rochelle】
フランス、ヌーベル‐アキテーヌ地方、シャラント‐マリチーム県の港湾都市。同県の県都。ビスケー湾内、アンチオシュ湾に面し、12世紀頃から大西洋岸の重要な貿易港として発展。16世紀後半のユグノー戦争...
らん【乱】
1 秩序がみだれること。「酒宴の興も過ぎて、既に—に入って居る」〈木下尚江・良人の自白〉 2 戦争や騒動が起こり世の中の安寧が失われること。「応仁の—」 [補説]作品名別項。→乱
らん【乱〔亂〕】
[音]ラン(呉)(漢) ロン(唐) [訓]みだれる みだす [学習漢字]6年 1 物事がもつれて秩序がなくなる。みだれる。みだす。「乱雲・乱雑・乱心・乱戦・乱闘・乱暴・乱脈/淫乱(いんらん)・壊...