せ‐ど【背戸】
《「せと」とも》 1 家の裏口。また、裏門。背戸口(せどぐち)。 2 家の後ろの方。裏手。「—の畑」
せん‐えん【嬋媛】
[ト・タル][文][形動タリ]あでやかで美しいさま。優美であるさま。「暮れんとする春の色の、—として、しばらくは冥邈(めいばく)の戸口をまぼろしに彩どる中に」〈漱石・草枕〉
たくはい‐びん【宅配便】
比較的小さな荷物を各戸へ配送する輸送便。荷主の戸口から届け先の戸口までの迅速な配達を特徴とする。
だい‐がく【題額】
1 額に漢詩などを書くこと。また、その額。 2 寺号や氏名などを記して戸口や門などに掲げた額。
だい‐けいちょう【大計帳】
律令制で、四度(しど)の公文(くもん)の一。諸国でその年の所管の戸口や庸・調などの数量を記載し、太政官に提出した帳簿。大帳。
だい‐しと【大司徒】
古代中国の官名。周代には地官の長として戸口・田土・財貨・教育をつかさどった。前漢末に丞相(じょうしょう)を改めて大司徒とし、大司馬・大司空とともに三公と称した。後漢以降は司徒という。
ちょんがれ‐ぼうず【ちょんがれ坊主】
江戸時代、人家の戸口や路傍で、ちょんがれ節を歌って米銭を乞うた乞食坊主。願人(がんにん)坊主の一。
つうよう‐ぐち【通用口】
玄関とは別に、ふだんの出入りに使う戸口。勝手口。
と【戸/門】
1 (戸)窓・出入り口などに取り付けて、開閉できるようにした建具。引き戸・開き戸などがある。「—をたてる」「鎧—(よろいど)」 2 出入り口。戸口。かど。もん。「大き—よりうかがひて」〈崇神紀〉...
とし‐ぎ【年木/歳木】
1 新年の燃料として、暮れのうちに用意したたきぎ。《季 新年》 2 戸口や門松のそばなどに置き、年神に供える木。節木(せちぎ)。若木。幸い木。《季 新年》