しゅうもんにんべつ‐ちょう【宗門人別帳】
江戸時代、宗門改に基づいて作成された帳簿。同時に戸籍簿としての役割も果たした。宗旨人別帳。
しょう【醤】
[人名用漢字] [音]ショウ(シャウ)(漢) [訓]ひしお 1 肉の塩辛。「肉醤」 2 調味料の一種。「醤油」 [補説]人名用漢字表(戸籍法)の字体は「醬」。 [難読]醤蝦(あみ)
しょう‐ほん【抄本/鈔本】
1 原本のある一部分を書き抜いたもの。「源氏物語の—」 2 歌集や漢籍の注釈書。 3 (抄本)原本となる書類の一部を抜粋した文書。戸籍抄本・登記簿抄本など。→謄本
しょざいふめいこうれいしゃ‐もんだい【所在不明高齢者問題】
戸籍は存在するのに所在を確認できない長寿高齢者が多数存在している問題。平成22年(2010)、当時東京都で最高齢の男性が30年以上前に死亡していた事件をきっかけに、全国で同様の問題が生じているこ...
しん‐ぷ【新付/新附】
1 新しく付き従うこと。新たに従属すること。「—の民(たみ)」 2 律令時代、新しく戸籍に登録されること。
じゅうきネット‐とういつもじ【住基ネット統一文字】
住基ネットで用いられる文字。平成14年(2002)、総務省がJIS X 0221(UCS)を元に、独自の拡張を施し、漢字1万9432字を含む約2万1000字を選定。法務省が選定した漢字5万526...
じゅうこん‐ざい【重婚罪】
配偶者のある者が重ねて婚姻をする罪。刑法第184条が禁じ、2年以下の懲役に処せられる。重婚を持ちかけた者だけでなく、それに応じて婚姻をした者もこの罪にあたる。 [補説]片方が法律婚であっても、も...
じょ‐せき【除籍】
[名](スル) 1 学籍・戸籍や名簿などから名前を除くこと。 2 平安時代、殿上人(てんじょうびと)が罪科や勅勘によって昇殿を停止されること。日給の簡(ふだ)を除いて、名を外した。じょしゃく。
じょせき‐ぼ【除籍簿】
死亡、結婚、本籍を移すなどで空白となった戸籍を戸籍簿から取り除いて別に集めた公文書。平成22年(2010)の戸籍法の改正により、保存期間が従来の80年から150年に伸張された。
じんしん‐こせき【壬申戸籍】
《壬申にあたる年に作られた戸籍の意》明治政府による最初の全国的な戸籍。明治5年(1872)作成。身分によらず、居住地による登録で作られたが、士族・平民・新平民などの族称を残していた。