うち‐はらい【打(ち)払い】
1 攻撃して、敵を追い払うこと。「異国船—令」 2 ちり・ほこりをはたいて取り除く道具。はたき。ちりはらい。 3 ちり・ほこりなどを取り除くこと。「ここかしこ—などしてしばし居たる程に」〈今昔・...
うち‐はら・う【打(ち)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たたいたりふるったりして払いのける。「ほこりを—・う」「降りかかる火の粉を—・う」 2 攻撃して追い払う。「異国船を—・う」 3 攻めて滅ぼす。「攻め入りて、同九月三日、...
うち‐ばん【打(ち)盤】
1 能楽の囃子方(はやしかた)が鼓などのけいこをするとき、張り扇で打ち鳴らす板。 2 洗濯した衣類を棒でたたいて柔らかくするのに使う木製の台。
うち‐ひしが◦れる【打ち拉がれる】
[連語]⇒うちひしぐ1
うち‐ひし・ぐ【打ち拉ぐ】
[動ガ五(四)] 1 《主に受身の形で用いる》精神的な衝撃などで気力を完全になくさせる。意気消沈させる。「悲しみに—・がれる」 2 武器などで相手をたたきのめす。「近付く敵あらば只一打に—・がん...
うち‐ひそ・む【打ち顰む】
[動マ四]顔をしかめて泣き出しそうになる。「母君の見えぬを求めて、らうたげに—・み給へば」〈源・薄雲〉 [動マ下二]「うちひそめる」の文語形。
うち‐ひそ・める【打ち顰める】
[動マ下一][文]うちひそ・む[マ下二]顔などをゆがめる。しかめる。「眉—・めたる老紳士の面(かお)を」〈木下尚江・火の柱〉
うち‐ひも【打ち紐】
糸の組み目を篦(へら)で打ち込んで固く仕上げた紐。組紐。打ち緒。
うち‐ひら・く【打(ち)開く】
[動カ五(四)] 1 広々と開けている。うちひらける。「—・いた高台の、何ひとつ遮るものとてない青空は」〈里見弴・大道無門〉 2 大きく開く。また、勢いよく開く。「扉を—・く」 3 山野を開拓す...
うち‐び【打(ち)日】
演劇などの興行期間。