う・ける【受ける/請ける/享ける/承ける】
[動カ下一][文]う・く[カ下二] 1 自分の方に向かってくるものを、支え止めたり、取って収めたりする。受け止める。受け取る。「ミットでボールを—・ける」「雨水を桶(おけ)に—・ける」 2 差し...
おかげ‐どし【御蔭年】
伊勢神宮で遷宮のあった翌年。この年には、特に御蔭(恩恵)を授かるとされて参詣者が多かった。→御蔭参り
おく‐の‐て【奥の手】
1 奥義。極意。「—を授かる」 2 容易に人に知らせない、とっておきの策。最後の手段。「—を使う」 3 《古くは、左を右より大切に思い、尊んだところから》左のほうの手。一説に、二の腕。「我妹子(...
おん‐ぽ【蔭補】
父祖の功績によって、子孫が官位を授かること。
こ‐だね【子種/子胤】
1 子となるもと。また、精子のこと。「—を宿す」「—がない」 2 家系・血統を継ぐものとしての子。「—を授かる」
ごく‐い【極意】
学問や技芸などで、核心となる大切な事柄。奥義。「—を授かる」「—を会得する」
しん‐じゅ【神授】
神から授かること。「王権—説」
じゅうさん‐まいり【十三参り】
京都地方で、陰暦3月13日(現在は4月13日)に、13歳の少年・少女が知恵を授かるため、嵯峨法輪寺の虚空蔵(こくうぞう)に参詣すること。もとは境内で売っている13品の菓子を買い、虚空蔵に供えたの...
ちえ‐の‐わ【知恵の輪】
1 玩具の一。いろいろな形の金属の輪を組み合わせたり、解いたりして遊ぶもの。 2 紋所の名。九つの輪ちがいの模様。 3 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)をまつった寺院にある円形の石の輪。くぐると知恵を...
つりばり【釣針】
狂言。主人と太郎冠者が西宮の戎(えびす)神社に参詣し、妻を得られるよう祈願すると、夢のお告げによって釣り針を授かる。主人には美女がかかるが、太郎冠者が釣ると醜女なので逃げだす。