ゆり‐かえ・す【揺り返す】
[動サ五(四)]一方へ揺れた反動で反対側にもう一度揺れる。また、一度揺れたあとにもう一度揺れ動く。特に、地震のあとに余震が起こる。「数秒後に大きく—・す」
ゆり‐かご【揺り籃/揺り籠】
赤ん坊を入れて揺り動かすかご。ようらん。
揺(ゆ)り籃(かご)から墓場(はかば)まで
《from the cradle to the grave》生まれてから死ぬまで。社会保障政策の充実を表現する言葉で、第二次大戦後英国の労働党が唱えたもの。
ゆり‐ご【揺り子】
粗悪な米。屑米(くずまい)。くだけ米。いりご。
ゆり‐す・う【揺り据う】
[動ワ下二]揺り動かして落ち着かせる。「夕立の晴るれば月ぞ宿りける玉—・うる蓮の浮き葉に」〈山家集・上〉
揺(ゆ)りに上(あ)・ぐ
胴上げにする。「捕らへてあいつを—・げう」〈続狂言記・狐塚〉
ゆり‐もどし【揺り戻し】
1 ゆすぶって元へ戻すこと。「振り子の—」 2 一度ある方向へ大きく変動したものが、また元の方向にもどること。 3 取引用語で、相場が売られすぎたり買われすぎたりした後に起こる、反対の動き。 4...
ゆり‐わ【揺り輪】
1 物を頭上にのせて運ぶとき、台として頭に敷く輪。 2 米と籾(もみ)とを揺り分けるための浅いおけ。
ゆり‐わ・ける【揺り分ける】
[動カ下一][文]ゆりわ・く[カ下二] 1 水中で物を揺り動かしながら不用なものを流し去る。「砂金を—・ける」 2 いるものと不用のものを選び分ける。「アズキを—・ける」
ゆ・る【揺る】
[動ラ五(四)] 1 揺り動かす。ふるい動かす。ゆすぶる。「背広の肩を抑えて、前後に—・りながら」〈漱石・それから〉 2 (「淘る」「汰る」とも書く)水の中などで、ふるい動かして選び分ける。「...