わこん‐ようさい【和魂洋才】
《「和魂漢才」の類推から明治になってできた語》日本人が伝統的な精神を忘れずに西洋の文化を学び、巧みに両者を調和させること。
わ‐し【和紙】
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ...
わ‐しょく【和食】
日本風の食事。新鮮な魚介や野菜を用い、材料の持ち味を生かして調理すること、器の種類や盛り付けにも趣向を凝らすこと、季節感を重んじ、年中行事とも深い関わりをもつことなどが特徴。日本料理。⇔洋食。 ...
わすれられたにほん【忘れられた日本】
洋画家・彫刻家の岡本太郎の著作。副題「沖縄文化論」。昭和36年(1961)刊行。第15回毎日出版文化賞受賞。
わせだ‐ぐんきょうじけん【早稲田軍教事件】
早稲田大学で起きた軍事教育反対事件。大正12年(1923)大学内に陸軍の後援による軍事研究団が結成されたのに対し、文化同盟などを中心に学生・教授が反対運動を展開。軍事研究団は解散となったが、文化...
わたしのみたしょうわのしそうとぶんがくのごじゅうねん【私の見た昭和の思想と文学の五十年】
小田切秀雄の文学エッセー。昭和63年(1988)刊。昭和史の中の文学者・事件・作品について、著者自身の青年期の回想を交えつつ語る。第42回毎日出版文化賞受賞。
ワット‐アトビア【Wat Athvea】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。シェムリアップの南約6キロメートル、シェムリアップ川沿いに位置する。12世紀前半、クメール王朝のスーリヤバルマン2世により建立。寺院の正面が...
ワット‐シェントーン【Wat Xiengthong】
ラオス北部の古都ルアンパバンにある仏教寺院。1560年、ランサン王朝第18代王セーターティラートにより、王室寺院として建立。本堂はゆるやかに湾曲した屋根が幾重にも重なるルアンパバン様式で建てられ...
ワット‐プー【Wat Phou】
ラオス南部にある遺跡。チャンパーサックの南西郊に位置する。クメール文化の盛期に建てられたヒンズー教寺院をはじめ、3世紀から13世紀頃の宮殿や集落跡などがある。クメール人によるヒンズー教の神々の浮...
ワット‐ムアンカーン【Wat Muang Kang】
ラオス南部の町チャンパーサックの南郊にある仏教寺院。チャンパーサック王国時代の寺院の一つであり、フレンチコロニアル様式を取り入れた外観で知られる。ワットプーや他の寺院群とともに、2001年に世界...