有(あ)りき
《文語ラ変動詞「あり」に文語過去の助動詞「き」の付いたもの》名詞などに付いて、そのことが既に存在した、また、かつてそこにあったの意を表す文語的表現。「初めに言葉—」「故宮ここに—」 [補説]「結...
あ・る【荒る】
[動ラ下二]「あれる」の文語形。
あわ・す【会(わ)す/遭(わ)す】
[動サ五(四)]《「合わす」と同語源》「会わせる」に同じ。「ひどい目に—・す」
[動サ下二]「あ(会)わせる」の文語形。
あわ・す【合(わ)す】
[動サ五(四)]「合わせる」に同じ。「墓前に手を—・す」
[動サ下二]「あ(合)わせる」の文語形。
あわ‐だ・つ【泡立つ】
[動タ五(四)]泡ができる。泡が多く出る。「白く—・つ波」
[動タ下二]「あわだてる」の文語形。
あわ・つ【慌つ】
[動タ下二]「あわてる」の文語形。
い‐あわ・す【居合(わ)す】
[動サ五(四)]「居合わせる」に同じ。「—・した人々が協力する」
[動サ下二]「いあわせる」の文語形。
いい‐あわ・す【言(い)合(わ)す】
[動サ五(四)]「言い合わせる1」に同じ。「私たちは—・さないでも知ることができた」〈有島・溺れかけた兄弟〉
[動サ下二]「いいあわせる」の文語形。
いい‐きか・す【言(い)聞かす】
[動サ五(四)]「言い聞かせる1」に同じ。「幼い子供に—・す」
[動サ下二]「いいきかせる」の文語形。
いい‐た・つ【言ひ立つ】
[動タ四] 1 ものを言いながら立っている。「物をいと久しう—・ち給へれば」〈枕・四九〉 2 言い始める。「同じくは、さらば帝の御上よりこそ—・ちなめ」〈無名草子〉 3 うわさが立つ。「いかに...