て‐のし【手熨斗】
江戸時代、貴人が目下の者に対面するときの礼法の一。三方(さんぼう)に載せた結び熨斗(のし)を手ずから取って目下の者に与える。
で‐みつと【出三斗】
斗栱(ときょう)の一形式。平(ひら)三斗に壁から直角に突き出す肘木(ひじき)を加え、その先に巻き斗をのせたもの。出三斗組み。
と【斗】
1 尺貫法の容積の単位。1升の10倍、すなわち約18.039リットル。→升(しょう) 2 ます。特に、一斗枡(いっとます)。 3 建築で、斗形(ますがた)。 4 二十八宿の一。北方の第一宿。射手...
と【斗】
[常用漢字] [音]ト(慣) [訓]ます 1 ひしゃく。ます。「火斗・玉斗・漏斗(ろうと)」 2 容積の単位。一升の10倍。「斗酒/五斗米(ごとべい)」 3 ひしゃく形の星座の名。「斗牛/星斗・...
と‐ます【斗】
漢字の旁(つくり)の一。「料」「斟」などの「斗」の称。
ねつ‐ろうと【熱漏斗】
⇒保温漏斗
のし【熨斗/熨】
1 方形の色紙を細長く六角形にひだをつけて折りたたみ、中に熨斗鮑(のしあわび)の細片を包んだもの。祝儀などの進物に添える。熨斗鮑の代わりに昆布(こんぶ)や紙を用いたりする。近年はふつう熨斗紙が用...
のび‐と【延(び)斗】
和風建築で、隅肘木(すみひじき)を支えるために用いる長方形の斗。
ひき‐だし【引(き)出し/抽き出し】
1 引き出すこと。「預金の—」 2 (「抽斗」とも書く)机・たんすなどに取り付けて、抜き差しができるようにした箱。 3 臨機応変に活用できる、隠れ持った多様な知識や豊かな経験のたとえ。「—が多く...
ひ‐のし【火熨斗】
布地のしわを伸ばすための道具。底の平らな金属製の器に木の柄をつけたもの。中に炭火を入れて熱し、布地にあてる。