しゃめん‐ばいよう【斜面培養】
寒天などを試験管中で斜めに固まらせ、その表面に細菌を培養すること。
しゃもん‐おり【斜文織（り）】
縦糸と横糸が交差する点が斜めの方向に並ぶ織り方。強さにおいて平織りに劣るが、光沢と伸縮性にすぐれる。サージ・ギャバジンなど。綾織り。
し‐りん【支輪／枝輪】
建築で、軒の斗栱(ときょう)部分や折り上げ天井で、斜めに立ち上がって並列している弧状またはS字状の材。
じごく‐あみ【地獄網】
１ 斜めに張った網を袋網の前方に敷き、魚を乗り上げさせて袋網に集めて捕る仕掛けまたは漁法。 ２ 壺網(つぼあみ)や筌(うえ)のような漁具。
じゃばら‐ぎり【蛇腹切り】
飾り切りの一。キュウリの表裏に斜めの細かい切れ目を入れること。また、そのように切ったもの。見た目が蛇腹のようになる。
じょう‐ざ【常座／常坐】
１ 能舞台で、シテが演技をするときに、動作の起点・終点となる場所。シテ柱の内側の斜め前方。名乗り座。 ２ 仏語。修行の一つとして、長時間すわっていること。
すじ‐かい【筋違い／筋交い】
１ 斜めに交差していること。また、斜めであること。はすかい。「—にしばる」「交差点を隔てて—にある家」 ２ 木造建築などで、地震・風などによる変形を防ぐため、骨組みの間に斜めに入れる材。
すじ‐か・う【筋違ふ／筋交ふ】
［動ハ四］ １ 斜めに交差する。はすかいになる。「箸のいときはやかにつやめきて—・ひ立てるもいとをかし」〈枕・二〇一〉 ２ 斜めに向かい合う。「いかでかは—・ひ御覧ぜられむとて、なほ伏したれば...
すじ‐ちがい【筋違い】
［名・形動］ １ ある物に対して斜めの方向に位置すること。すじかい。「郵便局の—に交番がある」 ２ 道理にはずれた言動をするさま。「—な要求」 ３ 見当違い。おかど違い。「私に苦情を言うのは—だ...
すじ‐むかい【筋向（か）い】
斜めに向かい合っていること。また、その場所。はすむかい。すじむこう。「—に店がある」
