き‐や【木屋】
1 材木を貯蔵する小屋。 2 材木、また薪を売る家。 3 薪炭類を入れる小屋。
きや‐し【木屋師】
山中で伐採した丸太を人力で川まで運び出す専門職人。
きやま‐がわ【木山川】
熊本県中北部を流れる緑川水系の一級河川。南阿蘇外輪山の冠ケ岳付近を源とし、熊本市東区で加勢川に合流する。
きやまち‐どおり【木屋町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の二条通りから南の七条通りに至る、高瀬川東岸に沿った通り。全長約2.8キロ。
き‐やり【木遣り】
1 重い木材や岩などを、多人数で声を掛けたりしながら運ぶこと。また、それをする人。 2 「木遣り歌」の略。
きやり‐うた【木遣り歌/木遣り唄】
民謡の一。大木や岩を大ぜいで運ぶときにうたう仕事歌。地固め、棟(むね)上げ、祭りの山車(だし)を引くときなどにも歌われる。木遣り節。木遣り音頭。
きやり‐おんど【木遣り音頭】
⇒木遣り歌
きやり‐くずし【木遣り崩し】
江戸末期に、木遣り歌を三味線用に編曲した俗曲。明治中期にも流行。
きやり‐ぶし【木遣り節】
⇒木遣り歌
きろくだ【木六駄】
狂言。太郎冠者(たろうかじゃ)が、伯父の家に木と炭を六駄ずつ運ぶ途中で酒を飲み、酔った勢いで木の六駄を茶屋の亭主に与えてしまい、いい気持ちで伯父を訪ねてしかられる。