のす
[接尾]接尾語「なす」の上代東国方言。…ように。「利根川の川瀬も知らず直(ただ)渡り波に逢ふ—逢へる君かも」〈万・三四一三〉 [補説]「なす」に比べると、動詞に付く例が多く、連用修飾語として用い...
はいさい
[感]沖縄方言で、時間帯に関係なく用いる軽いあいさつの語。やあ。こんにちは。 [補説]女性語では「はいたい」。
ハッカ【客家】
《中国語方言、客家(ハッカ)語》中国で、広東・広西・江西・福建などに住む、かつて華北から移住してきた漢民族の一派。独自の習俗・言語(客家語)を保持している。
はっちゃ
[副助]《副助詞「ほか」の音変化か》あとに否定の表現を伴って、その語に「しか」「ほか」の意を添える語。「あん中に知った顔なやつは、たった二人—ない」〈洒・遊子方言〉
はん‐ぞう【半挿/𤭯/楾/匜】
1 湯水を注ぐのに用いる器。柄のある片口の水瓶で、柄の中を湯水が通るようにしてある。その柄の半分が器の中に挿し込まれているところからこの名称がつけられた。はぞう。はにぞう。 2 口や手を洗ったり...
バンツー‐しょご【バンツー諸語】
《Bantu》アフリカの南部一帯で話される同系言語・方言の総称。ニジェール‐コンゴ語族に属し、スワヒリ語などを含む。
ひとつば‐たご【一葉たご】
モクセイ科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は楕円形で、長い柄をもち、対生する。雌雄異株。5月ごろ、白い花を円錐状につける。花びらは四つに裂けていて裂片は細長い。木曽川付近および対馬に分布。名は...
ビードロ‐よま【ビードロ糸】
《「よま」は長崎方言で糸の意》ガラスの粉を飯粒で練って塗りつけた凧糸(たこいと)。長崎で凧揚げ競争のとき、相手の糸を切るために使う。
ふつう‐わ【普通話】
現代中国の共通語の称。北方方言を基礎語彙とし、北京語音を標準音とする。
ふり‐つ・ける【振(り)付ける】
[動カ下一][文]ふりつ・く[カ下二] 1 振り付けをする。振りをつける。「踊りを—・ける」 2 嫌ってすげなくする。「帰りますと、大きに—・けてやりんした」〈洒・遊子方言〉