きゅう【給】
[音]キュウ(キフ)(呉)(漢) [訓]たまう [学習漢字]4年 1 あてがって足りるようにする。「給水・給油/供給・自給・需給・配給・補給」 2 金品を下し与える。たまう。「給食・給付・給与・...
じょ‐せき【除籍】
[名](スル) 1 学籍・戸籍や名簿などから名前を除くこと。 2 平安時代、殿上人(てんじょうびと)が罪科や勅勘によって昇殿を停止されること。日給の簡(ふだ)を除いて、名を外した。じょしゃく。
せん‐せき【仙籍】
《「仙」は殿上(てんじょう)、「籍」は簡(ふだ)の意》 1 ⇒日給(にっきゅう)の簡(ふだ) 2 蔵人頭(くろうどのとう)の唐名。
ちゃく‐とう【着到】
[名](スル) 1 目的地に行き着くこと。到着。「引きもきらずに御—なされますので」〈谷崎・盲目物語〉 2 歌舞伎で、開幕30分前ころに、能管・太鼓・大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。元...
てんじょう‐の‐ふだ【殿上の簡】
⇒日給(にっきゅう)の簡(ふだ)
にこ‐よん
《「二個四」の意。昭和20年代の半ばに、失業対策事業に就労して職業安定所からもらう日給が240円だったところから》日雇労働者の俗称。
にっきゅう‐の‐ふだ【日給の簡】
日給2の確認のために殿上(てんじょう)の間の西北の壁に立てかけた札。殿上人(てんじょうびと)の官位姓名を記し、出仕者は自分の名の下に日付を記した紙片、すなわち放ち紙をはった。仙籍。ひだまいのふだ。
にょうぼう‐の‐ふだ【女房の簡】
日給の簡(ふだ)の一。宮中で、清涼殿の台盤所の御倚子と唐櫃(からびつ)との間に立て、女房の出勤日を記録した。
ふだ【札/簡】
《「ふみいた(文板)」の音変化》 1 目的とする内容などを簡単に書いて、人に示したり渡したりする紙片や木片。「遊泳禁止の—を立てる」「質—」 2 神仏の守り札。「魔除けの—」→御札(おふだ) 3...
み‐ふだ【御簡】
日給(にっきゅう)の簡(ふだ)を尊んでいう語。「つひに—削られ、官(つかさ)も取られて」〈源・須磨〉