さざん‐か【山茶花】
《「さんさか」の音変化》ツバキ科の常緑小高木。九州・四国の山地に自生。葉は楕円形で両端がとがる。晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。種子から油をとり、材で器物を作る。園芸...
さの‐けんざん【佐野乾山】
尾形乾山が晩年、下野(しもつけ)国佐野に招かれて焼いた陶器。
さよ‐すがら【小夜すがら】
夜どおし。一晩じゅう。「唐衣きて帰りにし—あはれと思ふを恨むらむはた」〈後撰・恋一〉
さるがくだんぎ【申楽談儀】
能楽書。正しくは「世子(ぜし)六十以後申楽談儀」。世阿弥晩年の芸談を次男の元能(もとよし)が筆録したもの。永享2年(1430)に成立。能や、その関連諸芸能の研究資料として貴重。
サロン‐ド‐プロバンス【Salon-de-Provence】
フランス南東部、プロバンス地方、ブーシュ‐デュ‐ローヌ県の都市。オリーブの生産と石鹸(せっけん)の製造が盛ん。10世紀に建造されたアンペリ城(現在は軍事博物館)、13世紀のサンミッシェル教会をは...
さん【餐】
[音]サン(呉)(漢) 飲み食いする。食事。ごちそう。「午餐・正餐・粗餐・晩餐・尸位素餐(しいそさん)」
さん‐か【三夏】
陰暦で、4・5・6の夏の3か月。初夏・仲夏・晩夏。《季 夏》
さんかん‐しおん【三寒四温】
晩秋から初春にかけて、3日間くらい寒い日が続いたのちに4日間くらい暖かい日が続き、これを繰り返すこと。中国北東部や朝鮮半島などではかなり規則的な現象としてあらわれる。《季 冬》
サンザッカリアさいだんが【サンザッカリア祭壇画】
《原題、(イタリア)Pala di San Zaccaria》ジョバンニ=ベリーニの絵画。板(のちにカンバスに移行)に油彩。縦500センチ、横235センチ。玉座に座る聖母子の左右にペテロ、カタリ...
さん‐しゅう【三秋】
1 秋季の3か月。初秋・仲秋・晩秋。陰暦の7・8・9月。《季 秋》 2 3回、秋を過ごすこと。3か年。「一日—」→三春