そう‐こん【早婚】
ごく若い年齢で結婚すること。⇔晩婚。
そう‐じゅく【早熟】
[名・形動](スル) 1 果物などが早く熟すること。また、そのさま。「—な品種」 2 肉体や精神の発育が普通より早いこと。また、そのさま。「—な娘」⇔晩熟。「—した才子で、鋭敏すぎていて」〈鴎外...
そう‐せい【早生】
1 植物の実などが普通より早くできること。わせ。「—の品種」⇔晩生。 2 普通より早く生まれること。早産。
そうせい‐せい【早成性】
動物が生まれてまもなく自立して生活する性質。馬・鯨などにみられる。離巣性。早熟性。⇔晩成性。
そうせき‐さんぼう【漱石山房】
夏目漱石が晩年に住んだ、牛込区(現新宿区)早稲田南町の家。明治40年(1907)に移り、大正5年(1916)に没するまで暮らした。
そうせきとそのじだい【漱石とその時代】
江藤淳の評論。夏目漱石の誕生から晩年を論じる。昭和45年(1970)、第1部、第2部を刊行。同年、第23回野間文芸賞、第18回菊池寛賞を受賞。その後第3部を平成5年(1993)、第4部を平成8年...
そうねんもきち【壮年茂吉】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。平成5年(1993)刊。茂吉評伝四部作の第2作。この四部作により、平成10年(1998)第25回大仏次郎賞を受賞。→青年茂吉 →茂吉彷徨 →茂吉晩年
そう‐ゆ【桑楡】
1 クワとニレ。また、広く樹木をいう。 2 夕日が樹木の枝にかかること。夕方。夕日。 3 一生の終わりの時期。晩年。「おのれは今六十にとなり—かげせまれば」〈近世畸人伝〉
そくてん‐きょし【則天去私】
《天に則(のっと)り私を去るの意》夏目漱石が晩年に文学・人生の理想とした境地。自我の超克を自然の道理に従って生きることに求めようとしたもの。漱石自身の造語。
ソワール【(フランス)soir】
夕方。晩。