やま‐ぼこ【山鉾】
山車(だし)の一種。台の上に山の形の造り物をのせ、鉾や長刀(なぎなた)などを立てたもの。人が乗って音楽を奏したり、踊ったりすることもある。京都の祇園会(ぎおんえ)のものが有名。山。
やまんば‐もの【山姥物】
歌舞伎舞踊の一系統。能「山姥」、およびそれに基づく近松門左衛門の浄瑠璃「嫗(こもち)山姥」によったもの。常磐津(ときわず)・富本・清元など数多くあるが、常磐津「薪荷雪間市川(たきぎおうゆきまのい...
やみぞ‐さん【八溝山】
福島・茨城・栃木3県の県境にある山。八溝山地の主峰。標高1022メートル。高原状の山頂に八溝嶺神社がある。周辺で採れる八溝石が庭石として珍重されるほか、南麓の八溝川湧水群も有名。
やり‐おどり【槍踊(り)】
大名行列の槍振りの動作を舞踊化したもの。歌舞伎では、元禄期(1688〜1704)に名女形水木辰之助が踊ったものが有名。
ゆう【有】
[音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]ある もつ たもつ [学習漢字]3年 〈ユウ〉 1 …がある。存在する。「有益・有害・有効・有罪・有志・有望・有名・有利・有料・有力/烏有(うゆう)・...
ゆうぎりあわのなると【夕霧阿波鳴渡】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳2年(1712)大坂竹本座初演。遊女夕霧と藤屋伊左衛門との情話を脚色したもので、「吉田屋」の段は有名。
ゆうし‐えん【由志園】
島根県松江市にある日本庭園。昭和50年(1975)開園。面積約4万平方メートル。ボタンの花と朝鮮人参の生産で有名。
ゆう‐すう【有数】
[名・形動]取り上げて数えるほどにおもだって有名であること。また、そのさま。屈指。「日本で—な(の)植物園」「世界—の画家」
ゆうそく‐よみ【有職読み】
中世の歌学で、歌人の名を音で読むこと。またはその読み方。藤原俊成(としなり)を「しゅんぜい」、藤原定家(さだいえ)を「ていか」と読むなど。また、近代にそれをまねて有名人の名を音読すること。伊藤博...
ゆう‐めい【有名】
[名・形動] 1 名を有すること。 2 世間に名が知られていること。また、そのさま。「—な俳優」「風光明媚で—な地」「—人」⇔無名。 [用法]有名・著名・高名——「有名な(著名な・高名な)作家」...